苦手な階段の昇降を克服

公開日: : 第四話 ウェルシー, 社会化

イケイケタイプのウェルシーですが、階段の昇降が苦手でした。

現在の様子と、練習のやり方を見ていきます。

階段の昇り降りは人と一緒のペースで歩けるように練習する

ウェルシーとお散歩に行きました。

ママちゃん

今日はどこに行く?

駅の方に行ってみようか?

いいよ。

現在の様子

駅に着くと、階段とエレベーターが隣り合うような感じで近くにあるのですが、どちらを使うかはウェルシーに選ばせています。

行く先は人が決めるのが協会とのお約束なのですが、今はどちらも練習中なのでウェルシーの気持ちを尊重しています。

階段で昇って、じゃあ帰りはエレベーターにしようか。

とウェルシーに提案することもあります。

階段の昇り

この日のウェルシーは、階段に行きたいと言うように階段に向かったので、階段の練習にしました。

行くぞ!

とやる気満々のウェルシーです。

トコトコ昇り始めました。

最初の頃は、怖くてタタターっと走ってしまっていたのに、今は人と同じ速度でゆっくり昇ってくれるようになりました。

リードもユルユルです。

写真を撮るためにウェルシーと距離を取っていますが、普段はもう少し足元で歩いてもらっています。

そして、踊り場に来るとなぜか見上げます。

できたよ。

褒めて~♪

だと思うので

Good~♪

と言って軽く頭や肩を撫でてあげます。

そして、また昇って行きます。

駅の構内に入ると、なぜかいつも点字タイルの上を歩きます。

駅の階段や構内は滑るので怖いのかもしれませんね。

タタタ~っと走ったりすると、リードが張れてしまってツルツル滑っちゃうんですよね。

最初の頃に滑る経験をしてしまったので、慎重にここを歩くのかもしれません。

だんだん慣れてきたみたいなので、点字タイルではないところも歩かせてみようと思います。

よく見かける点字タイルですが、階段の踊り場にあった凹凸の突起になっているもの、これは注意喚起や警告を意味します。

線状の突起になっているものは誘導を意味していて、移動の方向を示しています。

普段何気なく見ているものですが、こういうボランティアをやる機会が無ければ、知らない世界だったと思います。

階段の降り

さて、ウェルシーさん。

降りも階段で行きたいと言うので、降り階段に挑戦です。

ゆっくり、慎重に降りています。

やった~!!

上手に降りたよ~。

踏切を渡って帰りました。

犬のペースで少しずつ練習

階段の昇降が上手になるまでには時間がかかりました。

今までの仔の中では一番大変だったと思います。

もう少しで生後9か月になりますが、やっと人のペースに合わせて昇降できるようになりました。

階段なんてほとんど気にせず、いつの間にか昇降できるようになっていたという仔もいました。

苦手なものはその仔によってそれぞれなので、苦手なものは時間をかけていくしかありませんね。

ウェルシーの良いところは、訓練士さんも「頑張り屋さん」と言ってくださったように、自ら「やる」って言ってくれるところです。

途中で怖くなると走り出してしまっていて、短い距離だけ昇降したり、人の方がウェルシーのスピードに合わせてあげるようにして、少しずつ昇降の距離を伸ばしました。

いつもウェルシーに

怖い?

やめる?

もう少し行く?

と聞きながら練習しているうちに、落ち着いて昇降できるようになってきました。

最寄駅は、通勤通学の時間帯以外は比較的人が少ないのですが、もっと人が多い環境だとまたソワソワしてしまうかもしれません。

少しずつレベルアップできたらいいなと思います。

関連記事→犬の身体にとって階段の昇降は負担 階段を怖がるのは当然かも

「実践」階段が苦手な犬の昇降練習方法

段差が低く、幅の広い緩やかな階段から練習します。

焦らず、その仔のペースに合わせて進めていきます。

少しでも上手にできたら褒めてあげます。

おもちゃを持たせるなど、楽しい雰囲気で練習するとやる気になる仔もいます。

うまくいかない場合も、できることを(階段に足をかけるだけでも)させて褒めて終わるようにします。

1.昇降そのものを怖がる場合

抱っこで昇り(降り)階段の途中で降ろし、最後の数段を自分で歩かせます。

歩かない場合は、最初は階段の途中に降ろしてみるだけでもOKです。

そこにいられることを褒めてあげましょう。

自分で歩く段数を少しずつ増やします。

2.慌てて駆け上る(降りる)場合

リードを短めに持ち、段数の少ない階段から練習します。

(駅や歩道橋はレベルが高いです)

階段の手前で一回止まると、落ち着いて昇降できる場合もあります。

最初は、犬の速さに人が付き合ってあげ、慣れてきたら少しずつリードを固定して(引っ張り返さないように)止めて、足を止めるたびに褒めてあげます。

犬のペースから、徐々に人のペースに合わせて昇降するように教えていきます。

怖がるとパニックになり、人に飛びついたり、噛みついたり、吠えたりする場合もありますが、叱らず座らせるなど、その仔が落ち着ける状態に持っていき、落ち着いたら褒めてあげます。

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Comment

  1. サナ父ちゃん より:

    頑張り屋さんですね~♪
    良かったです~♪
    ひとつひとつ、出来る事が増えていけば、ですね~♪

    これから先が本当に楽しみです♪

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      パピーの身体の成長や、心の成長を見守っていかれるのが楽しみですね。

  2. ケインママ より:

    ウェルシーちゃん、がんばってるね〜
    ママさんたちに褒めてもらえるのが嬉しいのでしょうね♪
    踊り場で振り返るウェルシーちゃんのお目目が可愛いです♡
    毎日のお散歩でもお勉強ポイントがたくさんありますよね。
    盲導犬になってもならなくても、ウェルシーちゃんの幸せな生活のためになるお勉強、これからも楽しみながらクリアしていけたらいいですね♪

    • gd.vol より:

      ケインママさん
      わんこってみんな偉いですよね。
      やりもしないうちから「無理」とか言っている自分が恥ずかしくなります。

      お預かりしたパピーが、人と一緒に毎日の暮らしを楽しんでいけるわんこになれるように、導いてあげられたらいいなと思っています。

  3. ツムギ母 より:

    『ママ、上手に昇れたよ♪』のお顔がドヤ顔ではなくキラキラ輝いて見えますね(^^)
    苦手な事を時間をかけて少しずつ克服させてあげる…とても根気のいる事だと思います。
    ウェルシーさんもママ達となら怖くないもん!って。人とワンコとの信頼関係があるから出来るんでしょうね。
    点字ブロック、言われてみれば2種類ありますね。初めて知りました。
    世の中の、ごく一部の方!そこには自転車など絶対に置かないでね♪

    • gd.vol より:

      ツムギ母さん
      階段は苦手なので、少し昇って「怖いよ~」となってしまうときは、無理せずやめて引き返して、できるときに少しずつお散歩の中で練習しました。
      だんだん「怖くない」と思えたのかもしれませんね。
      良かったです。

      パピーウォーカーをやるまでの私は、点字ブロックは「あるよね~」くらいであまり意識はしていませんでした。
      目の不自由な方にとっては大切なもの。
      一部の人ですが、自転車などを置かないでね。
      ですね。

  4. すず より:

    階段も克服、すごいな~。本当に頑張り屋さんのウェルシーちゃんですね。
    苦手だけど努力して少しずつできるようになって。
    少しできるようになると、もうちょっと頑張るよとパパママに伝えて。

    今日も頑張ってみるよ。パパ、ママ、見てくれた?できたよ。

    ウェルシーちゃんに寄り添いながら応援し、できたことを共に喜ぶパパさんママさんとの絆が、ウェルシーちゃんの自信と嬉しいの気持ちに繋がっていくのですね。

    速足になりがちな時は、まずは人間がそのペースに合わせてあげるというお話には、なるほどと考えさせられました。
    人間のペースに合わせて貰う事ばかりを考えてしまい、
    わんこは一生懸命やっているのに「(その早さは)違うよ」は、わんこの頑張りを否定しかねませんものね。

    わんこのできる範囲、頑張ってくれている状況に合わせてあげて、そこから徐々に…という事は、階段昇降に限らず大変重要な事ですよね。
    ありがとうございます。また大切なことを学ばせていただきました。
    (ちなみに、家の子も階段に7か月掛かりました^^
    先代は3か月くらいでできたので、本当にそれぞれですね。)

    ウェルシーちゃん、いろんなことができるようになると、ますます毎日が楽しいね♪

    • gd.vol より:

      すずさん
      苦手だったことが「大丈夫」になると成長を感じて嬉しいものですね。

      階段はその仔によってそれぞれでした。
      ツムギだけが「怖いよ~」と1歩が踏み出せない仔だったので、ツムギの場合は抱っこで昇り(降り)最後の数段を自分で昇降させたら、わりとすんなりできるようになりました。

      イズモとシオンは「タタタ~」と行ってしまうので、行きそうになったら止めて、ゆっくり昇降する。
      それでも行こうとするときは、反対方向に行く。
      そうしているうちに、人と一緒に歩くのが一番楽だと理解したみたいです。

      ウェルシーはそれまでのどのやり方でも「怖い怖い」になってしまうので、レクチャーと家庭訪問で訓練士さんに、ご指導をしていただきました。
      そして、ウェルシーの速度に少し人が合わせ(怖い気持ちに寄添う)ながら、だんだん人のペースに持って行くようにご指導をいただきました。
      また、駅や歩道橋の階段はそこそこ高さもあり、段数も多いので、4~5段しかない階段、幅が広くて段差が小さめの階段などから徐々にレベルアップしました。

      その一方で、ウェルシーは車に飛び乗るのは一発でできるようになりましたが、ツムギはものすごく大変でした。
      やはり、それぞれの個性なので、焦らずその仔のペースを尊重していくのが犬も人もストレスが少ないですね。

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