愛犬を暮らしやすい気立てのいいこに育てるには?
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犬育て
皆さんは、愛犬についてお悩みはありますか?
私は
- 吠える
- 噛む
- 散歩で引っ張る
- 拾い食いする
- 留守番ができない
などなど、パピーの成長過程ではいろいろな悩みがありました。
今でも多少の悩みはあります。
しつけ本なども「愛犬がいいこに育つ方法」みたいな、犬をいいこに育てることを目標にしているものが多いですよね。
やはり、愛犬にいいこになって欲しいという思いが、わんこの飼い主さんには強いのでしょうね。
犬を気立てのいい子に育てるには
生後2か月くらいで家に迎えた子犬もまっさらということは無く、人と同じように「持って生まれた気質」というのがあります。
人と一緒に暮らしていくために、子犬に人との生活マナーを教えてあげる必要がありますが、そういったときにその仔の性格に合った方法を考えることが必要だと、1頭目のイズモから学びました。
物おじしない仔、慎重な仔、穏やかな仔もいれば、吠える、噛むなどの方法で気持ちを伝えて来る仔もいます。
持って生まれた気質を生かしながら、その仔らしく伸び伸び育ち、人と一緒に暮らしやすい仔に育てるのにはどうしたら良いのでしょうか?
犬が嫌がることをしない
一番大切なのがこれかな?
犬は自分にとって威圧的だったり、嫌だと思うことをする人より、優しい人が好きです。
犬がストレスなく楽しく暮らせる。
それを目標にすることにしました。
おおらかな仔は全く気にならないことでも、神経質な仔にとっては、人の動きがドタバタしたり、大きな声で話すだけでもイライラしたり、ストレスに感じます。
お手入れなども平気な仔もいますし、体に触れられるのを嫌う仔もいます。
嫌と感じることも犬それぞれなので「うちのこ」を観察して、嫌がることは極力避けて、苦手なことはその仔のペースで少しずつクリアしていくといいですね。
社会化
子犬の頃からいろいろなところへ出かけ、いろいろな人や他犬と触れたり、猫や鳥などの動物を見たり、いろいろな足の感触や、人社会で出会うものなど、いろいろな体験をさせることは子犬の心を育てます。
その仔によって苦手なものはそれぞれなので、社会化もその仔のペースに合わせて無理しないことも必要ですね。
いわゆる「社会化期」を過ぎても、犬は経験から一生学びますし、むしろ一生学ぶので「社会化」は犬にとって一生大切なことかなと私は思っています。
関連記事→犬の性格は社会化期の過ごし方で決まる?社会化期を過ぎても諦めないで
【やってはいけないこと】
悪い(嫌な)体験を積ませない。
犬への接し方が横柄な人、犬を興奮させすぎる人、人や他犬に吠える犬などとは接触させない方がいいです。
大丈夫な仔もいますが、他人や他犬は怖いと学習してしまうと「怖くない」と思ってもらうのは難しくなります。
社会化は、楽しい体験の中で学ぶことが大切ですね。
家族の接し方
家族が仲良く穏やかに暮らすことが一番大事ですよね。
仲良しな家族の中で、犬も穏やかに暮らすことができます。
そして、家族全員が一貫した姿勢で犬に接していきます。
もちろん、家族でも個々の性格はそれぞれなので接し方に違いは出ますが、おうちルールはみんなで同じように守っていきます。
関連記事→犬に信頼されるには|分かりやすく一貫した態度で接しよう
犬は人の言葉を話せませんが、表情や体や尻尾の動きなどで自分の気持ちを表現してきます。
吠えたり、甘噛みをするのも理由があります。
人にとっては不快な表現ですが、それを問題行動と捉えて叱るのではなく、人の言葉を話せない犬の気持ちを汲み取る努力をします。
関連記事→犬に信頼されるには|母親のコミュニケーションをマネしよう
完璧を目指さない
犬も十頭十色。
性格はそれぞれです。
お隣のわんちゃんは吠えないのに、うちの仔はどうして吠えるのかしら?
とか、比べても意味の無いことです。
人だって無口な人もいれば、おしゃべりな人もいますものね。
家族と楽しく暮らしている犬は、吠えてもすぐに収まりますし、むしろ誰か来たとか、嬉しいとか嫌だとか、分かりやすくていいかもです。
極力ストレスや不安の原因を無くしたうえで、残ってしまうものはその仔の個性だと受け止めてあげます。
ご機嫌に暮らしていると自然にいい仔になる
最近、ツムギのご家族からメールをいただきました。
苦手だった雷や花火の音も、スルーできるようになったそうです。
他犬にも反応しなくなってきたそうです。
ツムギ母さんいわく
ご機嫌な犬は自然にいいこになると思います。
TVに出てくるドッグトレーナーさんの言葉より、心に響いた私です。
ツムギはいつもご機嫌で、幸せに暮らしているんだね。
だから、苦手なものもだんだん少なくなって、心穏やかに暮らせるんだね。
ウェルシー
君はご機嫌に暮らせているかい?
元々優等生タイプではないし、いいこにならなくたっていいよ。
毎日を楽しく過ごしていこうね。
まとめのようなもの
家族が仲良く穏やかに暮らし、人から嫌なことをされず、毎日を快適に楽しく暮らせるようになると、犬は家族を信頼し、信頼している家族に合わせてくれるようになっていきます。
苦手なことはあっても、自然と生活しやすく気立てのいい仔になっていくことでしょう。
犬には大きな声を出したり、強く言う必要も無ければ、ご褒美のおやつも必要無いです。
むしろ、いくらしつけを頑張っても、犬がストレスを抱えている状態だと犬の心に入っていかないので、一向に改善されていかないのでしょうね。
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Comment
パピーの事で悩んでらっしゃるパピーウォーカーさんには是非、こちらのブログ、今回のお題に目を通して頂けたらと思いました♪
その仔にあった接し方はそれぞれ違うでしょうから、いわゆる「いいコ」に育てていく事がベストには必ずしも繋がりませんからね…
あと、パピーウォーカーさんとしては、訓練士さんと禁物に連携、相談する事がとても大事になりますね…
恥ずかしいとか考えなくていいのて、
ただそのコの為に…
というお気持ちで訓練士さんに相談して頂きたいですね…
サナ父ちゃんさん
ツムギ母さんに感謝です。
「ご機嫌な犬は自然にいいこになる」
名言だと思いました。
たとえ、しつけを頑張っても犬の気持ちが落ち着いていないと、犬の心に入って行かないんだなあということを、改めて思いました。
人だって
これやって。
とか
こうしてね。
と言われたときに、ご機嫌なら
いいよ♪
ですが、イライラした状態のときだと、渋々やるかもしれませんが、鬱陶しいなあとか、嫌だなあと思いますものね。
きっと犬も同じなんだと思います。
犬が穏やかな気持ちで毎日を楽しく暮らせるように、環境を整える。
そこは、一緒に暮らすパピーウォーカーの役割ですね。
その上で、接し方や対処のコツを訓練士さんに教えていただくといいのかもしれませんね。