犬の黄色いリボン「イエロードッグプロジェクト」
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繁殖犬~引退後のウェルシー, 雑感
ウェルシーだよ♪
みなさんは犬の黄色いリボン「イエロードッグプロジェクト」を知ってる?
うちのママは、以前ブログでご紹介したナオミ・シェラーさんの寄稿で知ったんだって。
こちら→第四回 犬のグッド・シチズンとイエロー・リボン・プロジェクト
この記事の後半の方で、イエロードッグプロジェクトについて記述があるよ。
犬に黄色いリボンをつける意味
可愛いわんこを見ると、撫でたり触ったりしたくなっちゃうかもしれないけど、あたしたちわんこにだっていろんな事情があるんだよ。
犬に黄色いリボンをつけるのは、それぞれの事情でそっとしておいてほしいわんこたちを、そっとしておいてあげた方が、犬のためになるという場合だよ。
その仔を不安や興奮やストレスから、守ってあげるための黄色なんだよ。
- 黄色いリボンをつけているわんこに出会ったら、近寄らずにそっとしてあげましょう。
- 飼い主さんが回避できるように待っていてあげましょう。
というもので、そういったわんこを認識してもらえるように、2012年にスウェーデンではじまったんだって。
現在では、欧米や日本もこのプロジェクトに参加しているんだって。
知ってた?
あたしの周りでは見かけないし、飼い主さんも知らない人がほとんどだと思うな。
リードや首に黄色いリボンを結んでいても、お洒落してるの?くらいにしか思わないだろうな。
知らなかったよという人も
こんなのあるんだ~。
と知っておくといいね?
黄色いリボンを武器にするのは違うから!
黄色いリボンは、あくまでも
むやみに近付かないでね。
そっとしておいてね。
というもので、愛犬が怖い思いや嫌な思いをなるべくしないように気をつけてあげるのは、やっぱり飼い主さんの役割だよね?
黄色いリボンをつけているのだから、そっちが道を譲ってよ!
とか
そっちが気を使ってよ!
っていうのは違うよね?
協力してくれて、ありがとう♪だよね。
弱者(?)を武器にする人って、どんな世界にもいるよね~。
人が好き過ぎる犬
あたしも今トレーニング中。
頑張っているよ。
この前は、小学生に声をかけられたけど、飛びつかずに自分から座ったもん。
Goodでしょ?
でも、その子が座っているあたしの頭を撫でようとするから見上げたの。
当然あたしの口が、その子の手の近くに行っちゃうでしょ?
びっくりしたその子がキャーキャー言うから、あたしも興奮しちゃって立ち上がっちゃった。
ママが
この仔、嬉しいと飛びついちゃうからお終いね。
って、その子に言ってくれて、あたしも
ウェルシー、Come
って言われて、ママの方に行けたよ。
まだまだおとなしく撫でてもらえないあたしだけど、ママは
頑張っているね。
って言ってくれた。
今はあたしが興奮しそうな「自称犬好きさん」を極力回避してもらっているの。
あの人たち、犬の気持ちなんか考えないからね。
自分が犬に触りたいから触るだけだもん。
嬉し過ぎて興奮して、人に飛びついちゃうのはマナー違反だよね。
わかっているけど、嬉しい気持ちが抑えられないんだよね。
だから、穏やかに話しかけるだけにしてくれる人に慣れて、おとなしく座っていられるのが、今の目標なんだ~。
パパやママが、あたしのことを
触らないでね。
って、人にお願いするのは仕方ないと思うけど、一つだけ嫌なのは
可愛い~♪
とテンション高めで、寄って来る人に向かってママが
この犬噛むから、触らないでください。
って言うこと。
まるであたしが超凶暴な犬みたいじゃないよね!
こんなに可愛いのに。
あたしも黄色いリボンをつけようかな?
でも、うちの周りはまだ認知度が低いね。
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黄色いリボンの事、初めて知りました♪
私はかなり、「かわいい~♪」ナデナデ系(笑)なので気をつけます…(笑)
サナ父ちゃんさん
私もつい撫でちゃう人です。
わんこって可愛いですものね。
しかし、1頭目にお預かりしたパピーがかなりの人見知りだったので
犬ってみんな撫でられるのが好きっていうわけじゃないんだなあ。
ということを知りました。
他犬を怖がってしまう仔もいますし、いろいろな個性を持つ犬たちのことを尊重してあげたいです。
そっとしておいてほしい。
ということが周囲に分かってもらえる方法としてイエローリボンの認知度が上がるといいなと思いました。
イエローリボンはWINGが繁殖犬になった時に付けようかと考えたことがあります
でもイエローリボンって世間に浸透していんのか?と結局つけませんでした
これまでにも明らかなイエローリボンのワンちゃんに遭遇した記憶がありませんね
イエローリボンあるなしに拘らず飼い主さんに撫でても大丈夫ですか?とは聞くようにしてます
※日盲関係犬以外でですね
ウチのWINGはすれ違う人にほぼ無関心なので飛びついたりなんてしないのですが、かまってくれる人(撫でてくれる)には『遊んで遊んで(撫でて撫でて)』と飛びついたりもします
さらに『もっと遊んで』との要求から大きな野太い声で『ウォンウォン』と呼びます
人はそれを吠えると言いまして・・・
吠えられるとかまってくれた人は離れていきますね
WING父さん
イエローリボンのことをご存じだったのですね。
でも、周りが知らないので躊躇しちゃいますよね。
WING君、遊ぼうわんわん!って言いますよね。
威嚇や警戒ではないので、可愛いな~と思いますが、知らない人は
吠えられた(おもしろくないっ!)と思うのでしょうね。
ウェルシーはニコニコしながら寄って来られると、射程距離に入ったとたん飛びついちゃいます(予測できるときはリードを踏んでいますが)
撫でられるとだんだん興奮して人の手に歯を当てたりするので、ほんと、無駄にかまわないでほしいです。
可愛い~♪甘噛みされた~い♪
などと言いながら、興奮させたがる人もいますし
ちゃんとしつけないとね。
とお説教する人もいます(確かにそうなんですが 涙)
すれ違う人に無関心なのは(入所までにそこまでは進歩しました)WING君と同じです。
私は基本的には他人の犬には触りませんが、撫でるときにはやはり飼い主さんに聞きます。
そして、犬にも聞きます。
飼い主さんが「いいよ」と言ってくれても、犬が「いいよ」と言ってくれるかどうかわからないので・・・。
そもそも
犬はおとなしく人に撫でられるものだ。
という観念が間違っていると思いませんか?
おとなしく撫でられている(ように見える)犬も、かなり我慢している仔が多いですもん。
顔を背けたり、自分の鼻を何度も舐めて、一生懸命「もうやめて」って言ってますもん。
自分が知らない人に撫でまわされる不快さを想像できれば、犬にもしないんじゃないのかな?
と私は思うので、親しくないわんこはやたらに触らないことにしています。
この際、ウェルシーには黄色いベストを着せて「さわるな危険!」と書いておこうかと・・・。
半分真面目に思います。
イエローリボン、もっと広く認知されると良いですよね。
「触られることを苦手とする犬がいる」という事を知っている人たちがイエローリボンを知っている、という程度にとどまっているのではと思う事もあります。
最近のお子さんたちは比較的「触っても良いですか」と聞いてくれるような気がします。
学校帰りなどでみんなでワイワイ状態の時は
「犬だ!でかいぞ!!」みたいな子もいたりしますが(^^;;
普通に触りたいな~という様な子は、比較的聞いてくれます。
危険なのは自称犬好きの比較的年齢の高い方。
「ま~可愛い、私いぬが好きなのよ。犬も犬好きはわかるのよ~」
とガンガン近づいてきて(^^;;;;
そういう方に、イエローリボンを知って、きちんと理解して頂けたらいいのになぁ。
すずさん
イエローリボンをご存じなのですね。
お住まいが比較的犬に対して、マナーのいいお子さんたちがいる地域で羨ましいです。
わが家の周りは、おとなも子どももマナーが悪いです。
まあ、犬の飼い主さんたちのマナーもサイテーですが・・・。
補助犬への理解も低いですしね~。
人や他犬が苦手な犬もいますが、犬が苦手な人もいますよね。
お互いに思いやりを持って生活できたらいいですね。