犬の下痢予防のために気をつけている3つのこと

公開日: : 健康管理

11月も半ばになって、だいぶ冷えるようになりましたね。

寒暖差が大きく人も辛いですが、みなさんの愛犬は元気に過ごしていますか?

私の周りのパピーウォーカーさんも、お預かり中のパピーが下痢しちゃったという方がチラホラいらっしゃいます。

子犬やシニア犬は、特に気をつけてあげましょうね。

下痢の症状や緊急性については

こちら→犬の下痢の症状と受診のタイミングを調べてみました

に詳しく書いてあるので、ご覧いただくということにして、今回は私たちが日頃心掛けている下痢の予防法についてお話しますね。

犬が下痢をする原因(病気以外)

私たちは、パピーウォーカーとして4頭の子犬を育てましたが、意外に委託期間中の下痢の回数は少ないです。

  • 1頭目イズモ 1回
  • 2頭目ツムギ 0回
  • 3頭目シオン 0回
  • 4頭目ウェルシー 2回

です。

わが家には内面は繊細な仔ばかり来ていますが、身体は丈夫な仔ばかりだったのでしょうか?

そうだとすると、ありがたいことですね♪

病気以外でありがちな犬が下痢をしてしまう原因として、環境や気温の変化があります。

1.環境の変化

環境の変化がストレスになり、下痢をすることがあります。

特に子犬は、知らないおうちに、しかも人間で言ったら2~3歳の幼さで、たった一人で行くのですからストレスを感じるのは当たり前ですね。

フードが合わないという場合もあるようです。

成犬になっても、環境の変化や非日常(旅行など)が原因で下痢をすることがあります。

ついついおやつをあげちゃうなんていう場合は、食べ過ぎということも・・・。

2.気温の変化

寒暖差が大きい季節は、犬にも厳しい季節です。

3月の末に委託だったツムギとシオンは、委託当初こそまだ暖房が欲しい時期でしたが、季節は暖かくなる方向へ向かい、子犬もどんどん成長して体力がついたためなのか、委託中の下痢の回数は0回でした。

イズモの下痢は、私がシャンプー時のお湯の温度を間違えて身体が冷えてしまったためで、完全に私のミスです。

関連記事→子犬の下痢と嘔吐 ごめんねイズモ

ウェルシーの下痢は、1回目が8月末、2回目が4中旬でした。

思いがけず、涼しかったり寒い日があったりした頃でした。

下痢予防のため気を付けていること

これから寒くなるにあたって、私たちが気をつけていることが主に3つあります。

1.クレートを毛布で包む

日本盲導犬協会ではパピーウォーカーに、夜間や留守番時など人の目がないときには、ケージやクレートの中に敷物などを入れないようにというご指導になっています。

命にかかわる場合もあるので、誤飲を一番心配していますからね。

しかし、寒くなる時期に月齢の小さいパピーがいるパピーウォーカーさんは、体調を崩さないか心配ですよね。

先輩パピーウォーカーさんに教えていただいた方法が

クレートを毛布で包んでその中に寝かせる。

です。

クレートの方が狭いですし、隙間も少ないので犬自身の体温で暖まりやすいですね。

たまたまケージで大丈夫だったので、私たちは採用しませんでしたが、良い方法だと思います。

2.冬が寒いのは当たり前

ラブラドールなどのダブルコートの犬は、寒いのが好きなわけではありませんが、寒さには強いとされています。

人の感覚でぬくぬく過ごさせてしまうと、寒がりになり、今度は冬のお散歩で体調を崩すことになりかねません。

寒さに慣れてもらう。

ことも大切だと思っています。

私たちの住む地域は、雪こそ少ないものの冬はそこそこ寒いです。

暖房は23℃くらいの設定で、人が寝る夜間は切ります。

朝は、部屋の温度計が3℃という時期もあり

夜間は冷蔵庫の中より寒い~!

ですが、普通に何も入れないケージで寝ていて、みんな元気に冬を過ごしました。

3.フードにぬるま湯を入れる

ただ、ウェルシーは2回とも気温が急に下がる頃に下痢をしているので、寒くなる時期は

フードに人肌くらいのぬるま湯

を入れています。

フードをふやかすことはしていませんが、やや温かい方がお腹に優しいかな?

と思っています。

寒くてもできる限り毎日お散歩に行くこと。

そして、日光浴も丈夫な体を作るのに大切ですね。

関連記事→犬が日向ぼっこが好きな理由と日向ぼっこの効果

まとめのようなもの

環境の変化があるときは、犬の様子に気を配りストレスを軽減させてあげましょう。

パピーウォーカーさんは寒い日の対策として、クレートを毛布で包んで寝かせるのも一つの方法です。

フードにぬるま湯を入れると、お腹に優しいかもしれません。

健康な犬であれば過保護にせず、寒さにも慣れさせて丈夫な身体づくりを目指していきましょう。

(寒さに弱い犬種、子犬やシニア犬などはこの限りではありません。)

★写真は、イズモ、シオン、ツムギ、ウェルシー、の順です。

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Comment

  1. サナ父ちゃん より:

    サナが下痢になった?のは確か、家に来てすぐ、新しい環境に慣れるまでの間だったような…
    生まれて間もない、ちっちゃな仔には無理のない事…
    やはり人が安心させてあげる事が大事ですよね…
    私もまたワンコ迎える時が来たら気をつけないと、と思います。

    あと、サナも「ハウス」は「クレート」でした。
    あの密着感が大好きだったようで、とても安心出来てたようです。
    今思えば、その頃からいろいろ行動が落ち着いてきたような…
    そんな気がします♪

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      今まで兄弟姉妹で一緒に過ごしていたところから、新しいおうちに迎えられて人と一緒に生活するのですから、環境が大きく変わりますよね。
      自分に置き換えてみると、どれほど心細いことかと思います。

      クレートがいいよ。
      って確かサナ父ちゃんさんに教えてもらったと思います。
      ありがとうございます♪

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