ラブラドールレトリバー7歳から急降下?健やかなシニア犬を目指したい

*記事には広告が含まれていることがあります。

この記事を書いている2024年6月25日は、ウェルシーは7歳3か月です。

まだまだ元気ですが、十分シニア犬と言える年齢になりました。

7歳から急降下?

今までも下の記事のように、老化を感じる場面はありました。

ラブラドールレトリバー5歳|歯の健康が気になるお年頃?犬の歯磨きのやり方

犬の老化の始まりを感じるのはいつ?

そして、7歳の今は急降下で白髪が増えました。

座る犬

そう言えば、車に飛び乗るのも以前は軽々という感じでしたが、今は少し「よいしょ」という感じに見えます。

1日2回の散歩も相変わらず1回に3㎞前後歩きますが、ゆっくり歩く時間が以前より多くなった気がします。

犬時間は短い!

年取るの、早すぎます!

人もそうですが、犬もシニアの域に入ってくると個体差が大きくなってきます。

8歳になると継続的な治療や投薬が必要な仔が増えてくると言います。

ウェルシーが6歳代の頃はまだ実感がありませんでしたが、今思うと6歳くらいから体の中はシニアへの変化が始まっていたのだと思います。

7歳になって表面化してきたという感じですね。

出産はダメージ大

繁殖犬メス犬を飼育してみて、やはり出産は身体への負担が大きかったなと思います。

ウェルシーの場合は皮膚トラブルが大きかったです。

出産後の湿疹がなかなか治らなかったり、脱毛が長く続いたり、被毛がパサパサになりました。

7歳の今が大事

最後の出産から1年経った今年(2024年)の4月頃から、会う人に

毛が綺麗だね。

と言われることが多くなりました。

私自身も

ウェルシーの被毛は2歳の頃の輝きを取り戻したかも~!!

と思っているので、出産が如何に大変だったかしみじみ感じています。

この先、老化自体は止められませんが

どんどん老化してしまうのか?

老化を緩やかにできるのか?

ここからの生活習慣が明暗を分けるのかもしれないので、健康寿命を長く保てるように心掛けていきたいです。

それにはシニアの入り口の今が大切で、基本的なことではありますが

  • 良質かつ適量の食べ物
  • 適度な運動
  • ストレスマネジメント

などになりますが、うちのこにとっての「ちょうどいい」を見つけていくのが飼い主の役割になりますね。

そして、定期的な健康診断や予防医療も忘れずにです。

関連記事→愛犬の健康寿命を延ばすには

ウェルシーが7歳の今、私たちが重要視しているのは

  • 体重管理
  • 被毛と皮膚の状態
  • 歯の状態

です。

1.体重管理

太り過ぎず痩せ過ぎずですよね。

フードはその仔に合ったものはそれぞれなので、総合栄養食や主食用となっているものから選ぶといいですね。

上から見た犬の体形

ウェルシーは肋骨の幅(赤矢印)があるので胸囲が大きいのですが、骨なのでここは痩せようがありません(笑)

腰の括れを気にするようにしています。

写真が真横ではないのですが、横から見たときはお腹が後ろ足方向に向けて斜め上に上がっている感じを目指しています。

水を飲む犬

実際は、出産育児の影響で乳腺も伸びてしまっていますし、お腹も弛んでいるので近くで見るとタルタル感は否めませんが、これは仕方ないですね。

横から見てあばら骨が透けていないか、また脂肪がついて触った時にあばら骨が感じられなくなっていないかをチェックするようにしています。

同じような生活をしているのに体重が急に増えたり減ったりすれば、病気の可能性も考えられるので、体重の数字も大切ですね。

体重測定

運動面では、盲導犬は「人の指示に従う」ことも使役犬として大切なことなので、散歩や遊びは人主導にするというのがご指導でしたが、繁殖犬を引退してからはウェルシーにお任せです。

散歩は1日2回が基本で、1回の散歩時間は1時間前後、距離は3㎞前後のことが多いです。

その日によってたくさん歩いたり少なかったりしますが、自分の中で「ちょうどいい」を分かっているので今のところ問題はありません。

遊びたいときは公園に向かうのでボール遊びをしますが、これも適度なところで

お終いにします。

と言うので切り上げて帰宅します。

(おもちゃの管理は人がしています。勝手に一人遊びをするのは無し。)

ウェルシーの場合はわがままになることもありませんし、今はシニアなので散歩や遊びの時間を楽しく過ごせることを心掛けています。

2.被毛と皮膚の状態

被毛や皮膚には健康状態が現れます。

アレルギーや細菌などの影響、栄養状態、免疫力、ストレスなど様々な理由で被毛や皮膚の状態は良くなったり悪くなったりするので、気を付けて見ていくように心がけています。

毎日の生活では

  • 栄養バランスの良いフード
  • お散歩と運動(屋外で過ごす時間)
  • ストレスなくのんびり過ごしたり眠ったりできる環境
  • 月1シャンプー

などを心掛けています。

3.歯の状態

犬も歯は大事です。

ウェルシーは歯ブラシが苦手なので、歯磨きはガーゼで拭く方法になってしまっていますが、歯と歯茎の境目が赤くなっていないか(多少なります涙)気を付けつつ歯磨きをしています。

まとめのようなもの

健康管理は基本的には、パピーの頃から変わっていません。

  • しっかり食べて、よく動いて、よく寝る。
  • これを「今」のウェルシーに合う分量を探る。
  • ゆったり過ごせる環境と衛生的な環境をを整える。
  • 定期的な健康診断と予防医療。

人と同じですね。

ストレスが多かったり、睡眠時間が少なくなったり、運動不足になったり、つい加工食品を多く食べてしまったり、健康診断を忘れてしまったり…。

人の方が難しいかもしれませんね。

飼い主が健康で幸せでないと、犬も健康で幸せに暮らせないですよね。

スポンサードリンク
PREV
犬連れ軽井沢|星のエリア「野鳥の森」で避暑そして自然を満喫
NEXT
那須フラワーワールド|犬と歩く高原のお花畑

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Comment

関連記事

散歩する犬

雨上がりの犬の散歩で気をつけたいこと

久し振りに一日中雨になりました。 ウェルシーは、小雨くらいなら気にせずお散歩に行きますが、しとしと降

記事を読む

立ち止まる犬

犬の毛艶が悪いのはなぜ?愛犬の毛艶を良くするためには?

ウェルシーは、周りの人に 綺麗な犬だね。 毛がツヤツヤしているね。 と言われることが多いです。

記事を読む

尻尾を上げて楽しそうに歩く犬

犬にとって適度な運動ってどのくらい?筋肉を鍛えて老化を遅らせたい

犬も人も健康な生活のためには「適度な運動をしましょう」と言われますが、「適度」ってどのくらいなので

記事を読む

眠る犬

【体験談】犬の膿皮症の原因・症状・治療・完治まで

犬は皮膚トラブルを起こしやすいそうで、「膿皮症」は犬種、体格、性別、年齢を問わず犬には多い皮膚疾患

記事を読む

キジ

お散歩中に猫や鳥に吠えたり突進する犬は直りますか?

ウェルシーだよ♪ お散歩をしていると、あたしたちの周りにはいろいろな人がいるけど、猫ちゃんとか鳥さ

記事を読む

車内の犬

大型犬にできやすい「肘タコ」予防サポーターを女性用靴下で作ってみた

大型犬の飼い主の皆さん、愛犬の肘の部分に「タコ」ができたりしませんか? 肘タコは大型犬に多く、中型

記事を読む

座る犬

犬との関係づくりを考える|上下関係?信頼関係?人と犬の幸せな関係は?

犬との暮らし方は十人十色なので、それぞれの家庭によって「正解」は違いますよね。 上下関係をしっかりつ

記事を読む

ライトブラウンの目をしたラブラドール!犬の目の色7種類をご紹介

ウェルシーだよ♪ みなさんの愛犬の目の色はどんな色? 人と同じように、犬にも黒(正確には

記事を読む

陽だまりにて

冬になると太陽の位置が低くなるので、晴れた日には部屋の中にお日様の光が差し込みます。 ポカポカ

記事を読む

甘える犬

メス犬が発情出血の後に少量の出血!考えられる病気と対策は?

ウェルシーは、6月中旬から7月上旬にかけてシーズンが来ていました。 日本盲導犬協会ではメス犬のシー

記事を読む

月山富田城駐車場
犬連れ月山富田城跡|中国地方屈指の難攻不落の山城

ウェルシーだよ♪ 島根県安来市にある月山富田城(がっさんとだじょう)

銅像
魚と妖怪の街境港|犬連れ水木しげるロード散策

ウェルシーだよ♪ 鳥取県境港市にある「水木しげるロード」をお散歩して

美保関灯台からの景色
犬連れ美保関散策|美保神社・青石畳通り・美保関灯台

ウェルシーだよ♪ 島根県松江市にある美保関を散策したよ。 江戸時代か

抱っこされる子犬
明日へ命を繋ぐ!盲導犬繁殖引退犬ウェルシーに孫が生まれました

わが家のお預かり繁殖引退犬ウェルシー、この度孫が生まれ、晴れておばあ

覚えているかな?パピーウォーカー育てたパピーと約10年ぶりの再会

日本盲導犬協会では、育てたパピーが盲導犬にならなかった場合、原則とし

→もっと見る

  • follow us in feedly


    PAGE TOP ↑