オス犬の去勢手術の時期とメリットは?犬の性格が変わるって本当?

公開日: : 第三話 シオン, 健康管理

7月10日の週のシオンは忙しかったです。

12日に眼検診、14日に去勢手術がありました。

私たちには、キャリアチェンジになった2頭目のツムギとの面会の予定もあり、10日からシオンを預かってもらっていて、17日に迎えに行ってきました。

去勢手術が終わりました

去勢手術は、男の子を育てるのが初めてなので、術後はどんな感じかと思っていました。

傷は想像していたものより小さく、バスターカラーなるものを貸与され、抜糸まで使用するようにということです。

抜糸は、手術から11日後の25日です。

去勢手術の時期はいつ頃が適当?

日本盲導犬協会ではパピーが生後6か月齢の頃、繁殖候補犬以外のオス犬は去勢手術をします。

これは、性ホルモンによるオス犬特有の行動が、盲導犬にとっては「問題行動」となってしまうためです。

(メス犬の避妊手術は入所後に行います)

一般に生殖能力が成熟する前の、生後6~10か月頃が去勢手術に適した時期になります。

これより早いと骨や関節に影響が出ることもあるそうです。

既に成犬になっていて去勢手術を考えている場合は、高齢になるほど麻酔のリスクや手術による合併症、副作用を起こす可能性が高まるので、犬の健康状態などを含め獣医さんと相談して決めると良いかと思います。

去勢手術

去勢手術にかかる時間は20~30分程度になります。

麻酔や手術を行うのに問題ないか調べるため事前に血液検査をしたり、食べ物を吐いて気管に詰まるのを防ぐため手術の前は絶食になったりします。

手術後も異常がないかなど、経過観察をします。

何もなければ帰宅できるので、去勢手術は日帰り手術が可能です。

術後の注意点

1.傷口を舐めさせない

犬は体の傷を舐めて治そうとします。

傷口を舐めてしまうと、舐め壊してしまったり、感染症や、化膿といったリスクがあるので、舐めないようにバスターカラーを貸与されました。

迎えに行ったときは手術から3日経っていたためか、シオンは想像していたほど傷口を気にしませんでした。

ほとんど舐めたりもしないのですが、見ていられない時と夜間はバスターカラーを使っていきます。

DSCF1335

デッカイよね。

ケージの出入りが大変ですし、体の向きを変えるのもぶつけたりして大変です。

訓練士さん、可哀想だから夜一緒に寝てもいい?

そうはいかないんだなあ~。

シオン

不快だけど、しばらくの間頑張ろうね。

2.散歩や運動、シャンプーを控える

術後7~10日くらいで再診と抜糸を行います。

それまでの間は、傷口が開いてしまうリスクもあるということなので、激しい運動は避け、散歩も控えめに(獣医さんの指示に従い)します。

感染リスクがあるので、シャンプーも抜糸から1週間程度は行わないようにします。

費用について

去勢手術の費用は、日帰りで20,000円~30,000円程度が一般的ですが、犬のサイズや病院によって違います。

その他、事前の検査費用などもかかるので、手術を予定している病院で確認するといいと思います。

自治体によっては、犬の去勢手術の費用を助成してくれるところもあるようです。

性格が変わるの?

結論から言うと、去勢手術によって犬の性格そのものが変わることは無いということです。

よく、去勢手術をするとおとなしくなるなどと聞きませんか?

それは、性ホルモンによる

  • マーキング
  • 他のオス犬への攻撃的な態度
  • 縄張り意識
  • 発情中のメス犬への執着

などが、手術をすることで性ホルモンの分泌が減り、これらの行動が減るということなのだそうです。

これらの行動は、盲導犬としては「問題行動」になってしまうため盲導犬協会ではパピーのうちに去勢手術を行います。

去勢手術のメリット

性ホルモンの影響が大きいとされる上記の行動が減ることと

  • 精巣腫瘍
  • 前立腺肥大
  • 肛門周囲腺腫
  • 会陰ヘルニア

などの性ホルモンの影響がある病気を予防することができます。

去勢手術のデメリット

  • 太りやすくなる

そうなんだ~!

そうでなくてもラブラドールなどは太りやすいとされる犬種なので、食餌や運動量などに気を付けてあげたいですね。

  • 子孫を残せない

家庭犬の皆さんは、うちのこの子どもを残したいと思わない場合に去勢手術を行うと思いますが、盲導犬の場合はデメリットでもあるかもしれません。

盲導犬になるかどうかは、ほぼ持って生まれた気質で決まるということです。

ということは、パピーのうちに去勢手術をしてしまう盲導犬は、その遺伝子を残せないということになりますね。

盲導犬にとっては去勢手術は必要ですし、その仔の遺伝子は残せない。

難しいものですね。

まとめのようなもの

シオンの去勢手術が無事に終わりました。

ステイウォーカーさん、シオンを預かっていただきありがとうございました。

家庭犬の場合は、去勢手術を行うかどうかは飼い主さんの考え方次第になります。

問題行動や病気を防ぐというメリットがありますが、麻酔のリスクや体重の増加などもあるので、よく確認して手術を行うかどうかを判断することが大切ですね。

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Comment

  1. miko より:

    シオンくんおかえりなさい。
    眼検診に去勢手術と色々頑張ったね〜。
    うちのライリーも去勢手術を終え一足お先に抜糸してきました。
    拍子抜けするくらい術痕気にしなくて元気でよかった〜^^と思いました。
    シオンくんも元気で何よりですね。
    カラー確かに大きいですね。
    ケージの中でカラーつけておくのはちょっとかわいそうに思うんですよね。。。
    もう少しだけ辛抱してね〜。シオンくん。

    ツムギちゃんのお話読みました。
    素敵な笑顔のツムギちゃん。
    私も1頭目の子がそろそろTP1受けるんじゃないかなと聞いてるので涙涙でした。

    • gd.vol より:

      mikoさん
      ただいまです。
      ライリー君も無事に手術&抜糸終了ですか。
      ケージの中で大きなカラー、可哀想な気がしますね~。
      でも、夜間は目を配れないし、舐めないだろうと思っていても万一のことがあると、結局シオンにまた負担をかけてしまうので、もう少し頑張ってもらいます。

      ヴェガちゃん、TP1はこれからなんですね。
      富士宮委託のW-13胎は終わっているみたいなので、そろそろかもですね。

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