犬に「言い聞かせ」はしつけに良い結果をもたらすかも
以前、なかなかお留守番ができるようにならないウェルシーに「言い聞かせる」という方法をとってみようかな?
ということを記事に書きました。
「言い聞かせ」で犬が良い方向に!
このときの記事には、庭の草むしり中の「お留守番」の様子が書いてあります。
その後も30分くらい庭に出ることがありましたが、ウェルシーはケージでおとなしくしてくれていました。
ふと気づくと、お留守番も帰宅したら吠えているということがありません。
まあ、ある程度眠い時間帯で、排泄もすませてから出かけているということもあるかもしれませんが、以前だったら吠えていることもあったよなあ~。
と思います。
言い聞かせで理解したのか、心の成長なのか、定かではありません。
気付いたらお留守番ができてきたという感じです。
しかし他の場面でも、人の話を聞き分けてくれることが増えてきました。
最近の出来事を2つ挙げてみます。
猫と他犬
お散歩をしていると、猫や鳥、そしてお散歩中の他犬に会うこともあります。
自分以外の動物に対する反応は
- 突進したがる仔
- 立ち止まって様子を見る仔
- 伏せる、座るなどのリアクションを取る仔
- あまり気にしない仔
など、その仔によってそれぞれです。
ウェルシーは様子見タイプで、座ることもあり、鳥や猫に興味はあります。
1.子猫に遭遇
ある日、お散歩中に子猫に遭遇しました。
ウェルシーが子猫を見つけて立ち止まると、座っていた子猫が歩き出しました。
釣られるようにウェルシーもトトッと前に出ました。
私はリードを固定して
ウェルシー
と呼び
猫ちゃんはまだ赤ちゃんだから、ウェルシーが行くとびっくりしちゃうよ。
ここで見るだけにしようね。
と言いました。
ウェルシーは私の顔を一度も見ませんでしたが、言うことを聞いてくれて、その場に座って子猫を眺めていました。
しばらくして
行こうか。
と言うとウェルシーは立ち上がり、そのまま私について歩いてきてくれました。
2.子どもと小型犬
別の日
(この日はカメラを持っていなくて写真はありません)
ウェルシーと歩いていると、左側の角からMダックスを連れた3~4歳の女の子が出てきて、私達の少し前を歩く形になりました。
最近のウェルシーは他犬に興味が出てきて、遊びたいとか、クンクンしたいという気持ちが強くなっています。
前にいるMダックスに気付き、早足になりました。
タタタ~っと前に出たので、私はリードをチョンとしてウェルシーに合図を送り
ウェルシー、Come
と呼びました。
ウェルシーは
何よ!
と若干不服そうに私を見ましたが、そばに来てくれたので
ゆっくり歩こう。
ウェルシーがどんどん近付いたら、小さいおねえちゃんがびっくりしちゃうからね。
と言い、私もゆっくり歩きました。
ウェルシーは気持ちは前に行きたそうでしたが、私に歩調を合わせてくれてゆっくり歩いてくれました。
女の子とMダックスが次の角で左に曲がったので、ウェルシーは後を追うように少し早足になり、自分も角を曲がろうとしました。
私はそのまゆっくり歩きながら
ウェルシーは行かないよ。
と言いましたが、ウェルシーの気持ちを尊重して女の子とMダックスが曲がった角のところで止まり
ここで見ていようね。
見るだけにしようね。
と言いました。
ウェルシーは座って女の子とMダックスの後姿をしばらく見ていました。
一度女の子が振り返った時に、座ったまま尻尾をチョロチョロっと振りましたが、立ち上がったり突進しようとはせず座っていてくれました。
しばらくして
行こうか。
と声をかけると、私について歩いてきてくれました。
犬のしつけは短い言葉で?
犬には人間のようにくどくどと言い聞かせても理解しない。
犬を擬人化してはいけない。
という話は聞いたことがあります。
でもね
ウェルシーを見ていると、人間の小さな女の子「ウェル子ちゃん」に話しかけるように接していくと、聞き分けてくれるような気がしてならないんですよね。
もちろん言葉の内容ではなく、私の動きや表情や声のトーンなど、いろいろな情報から総合的に判断しているのだと思います。
「言い聞かせ」がウェルシーには良い結果をもたらせている手応えがあり、ちょっと面白そうなので、生活の中で「言い聞かせ」を続けてみようと思います。
余談ですが
どんなに小型犬でも、どんなにおとなしい犬でも、小さな子どもにリードを持たせ、しかも一人で散歩させるのは、やめておいた方がいいと思います。
何かあったら悔やんでも悔やみきれませんからね…。
まとめのようなもの
犬育てには「絶対」という正解はありませんし、接し方やしつけ方も「こうすればどの犬も良い仔になる」という魔法のような方法もありません。
愛犬の性格を見ながら、その仔に合う方法を見つけていくしかないのですよね?
ウェルシーには、一般的には「やっても無駄」と思われる「言い聞かせ」が案外うまくいきそうなので、結果を見極めつつ続けてみようと思います。
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Comment
ママさんの言葉*ウェル子ちゃん♡の心にきっと届くと思います。
私も 話し掛ける大切さ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) いぬへも ひとへも同じように感じます。
ウェルちぃ*お利口さんねぇ〜 お話し聞いてくれてありがとねぇ〜
って♡いっぱい声掛けしながら日々の生活 楽しんで下さいませ(♡˙︶˙♡)
オプト♪のPWさん
相手は犬ですが、一緒に生活していると「うちのこ」になってきて、無意識のうちに今までの仔にも同じように、話しかけたり言い聞かせたりしていたと思います。
しかし、指示を出す、褒める、叱るなど直接的なアプローチの方が、こちらの意思を伝えやすかったように思います。
犬が文脈を理解できるわけではないと思いますが、話しかけるときの人のしぐさや動き、表情、声のトーンなどから、人の心を察していくのが、今までにわが家に来た仔のなかでは、ウェルシーが一番得意なのかもしれません。
新たな発見で、犬育ては深いなあと思いました。
ウェルシーと過ごす限られた時間を楽しんでいきますね。
「言い聞かせ」を続けてサナもいろいろ言葉を覚えてくれました。
必ず判ってくれます。
まだ半年あるのでこれからどれだけいろんな事判ってくれるのか、楽しみですね♪
サナ父ちゃんさん
自分に都合のいい言葉を覚えるのは早いですね。
これは人間の子どもも一緒か(笑)
ちょっと嫌だけど聞きわけが良くなる。
とか、これから心が成長するとできるようになってきますよね?
楽しみにしています。