犬もムッとするんだね グレーチングを練習してみました
日本盲導犬協会では、パピーに社会化の一環としていろいろな足裏の感触を体験させるように、パピーウォーカーに指導しています。
グレーチングを歩いてみました
ウェルシーとお散歩に行きました。
この日は、ちょっと苦手なグレーチングを練習しました。
小さい頃はあまり気にしていませんでしたが、身体が大きくなり道路のグレーチングをまたげるようになると、またいだり避けて歩くようになりました。
まあ、足の裏が痛そうですからね。
避けて歩きたいのは分かりますし、普通に歩いてまたげるものならば、またいで歩きたいですよね。
夏なんか熱くなっていますしね。
でも、全く歩けないのはいけないのかもしれない~!!
ということで、挑戦してみました。
道幅一杯のグレーチング
トコトコ歩いて行く目線の先には・・・。
ママちゃん
ここ、歩くんですか?
嫌だなあ・・・。
飛び越えようにも飛び越えられない長さと、道幅いっぱいに広がるグレーチング。
ウェルシー
さあ、どうする!
ウェルシーは少し躊躇していましたが、私が歩き出すと意を決したようにトトトっと歩き出しました。
写真の頭が切れてしまいましたが、下を見ていますね。
スケルトン階段を怖がる仔もいると思いますが、わんこって隙間から向こう側が見えるというのを「怖い」と思う仔が多いような気がします。
落ちそうな気がするのでしょうか?
最後はタタタっと走って、道路にペタン!
ごめん!ムッとした表情が可愛くて笑っちゃう♪
ウェルシー
怒ってる?
どーよ!
この憮然としたお顔!!
犬もムッとするんだなあ・・・。
飛びついたり、噛んだり、ガウガウしないので助かりますけどね。
訓練士さんは、ウェルシーのことを
頑張り屋さん
と言います。
こういうところ
嫌だけど頑張っているんだなあ。
と思いますね~。
ウェルシーは、刺激に敏感ですしキャパも小さいので、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまうと思うのですが、それでもウェルシーなりに一生懸命考えて行動しているのでしょうね。
偉いなあ~。
って、尊敬します。
ウェルシー
ご機嫌直った?
まだ目がちょっと険しくて、口をきゅっと結んでいますが、落ち着いてはいるみたいです。
大丈夫なら行こうか。
ママのイジワル!
チラッ。
健気なウェルシー。
可愛いよ。
あんまり頑張らなくていいから、少しずついろいろなものに慣れていこうね。
まとめのようなもの
ウェルシーは刺激に敏感で、足の裏の感触が変わるとびっくりすることが多いです。
道路から、芝生や砂利道などに変わった次の瞬間に(人間的に言うと)
きゃ~!!
ってなります。
びっくりし過ぎると走り出しちゃったり、その場でクルクル回っちゃうこともあります。
一旦手前でWaitと言って足を止めて
芝生だよ~。
とか
行くよ~。
などと声をかけ、人がリードしてあげるとわりと大丈夫です。
少しずつ、いろいろな足裏感触に慣れてもらおうと思います。
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Comment
ウェルシーちゃん、表情豊かですよね〜。
わかりやすいです。
本当にウェルシーちゃんは頑張り屋さんですよね〜。
嫌だけど頑張ってますもんね〜。
そんな微妙は感情も表現してますもんね〜。
偉いな〜と思います。
ライリーは小さな頃からグレーチング苦手でしたが
アルタは最近苦手になってきました。
それぞれ嫌だと思うタイミングも個性が出ますね〜。
mikoさん
逆光になりましたが、なかなかナイスな表情が撮れたでしょ(笑)
小さい頃は苦手だったけど、大きくなったら大丈夫になった。
ということもありますし、逆に
小さい頃は大丈夫だったのに、大きくなってから苦手になった。
というものもありますね。
ずっと苦手、ずっと得意なものもありますけどね。
それぞれの個性なので、いいところを伸ばしてあげられたらいいですね。
がんばり屋のウェルシーちゃん♪
一生懸命考えて行動する姿が健気で愛おしいですね〜
やはりクレーチングは足裏が落ち着かないのでしょうね。
ケインもできるだけ避けようとしたり、勢い良く飛び越えたりしています(笑)
毎日ワンコと付き合っていると、人の方が学ぶこともたくさんありますよね。ワンコたちの純真さにはいつも癒されています(^^)
ケインママさん
毎日わんこと付き合っていると
犬って偉いなあ。
と思いますね。
言葉も通じず、異文化を一方的に押し付けてくる人と、平和に仲良く暮らそうと頑張ってくれるのですから。
人と一緒に生活する中で、出会ういろいろなものにゆっくり慣れていってもらえたらいいなと思います。
純真でまっすぐな心を持つわんこに、いつも癒されますね。
ホントに、ワンコの感情って人間と同じみたいですよね~♪
だから可愛く思えるんでしょうね…
ウェルシーちゃんも自我が目覚めて更に個性が際立つ頃でしょうか。
この先も楽しみですね♪
サナ父ちゃんさん
犬と暮らすまでは、犬がこんなに人間っぽいとは思っていませんでした。
ウェルシーも自己主張をしたり、聞こえないふりしたり・・・。
はいはい、そういうお年頃ね♪
と思う表現が出ていますが、一方で聞きわけも少しずつ良くなっているので、一進一退しながらおとなの階段を昇っているようです。