犬をノーリードにするということ

公開日: : 第四話 ウェルシー, 雑感

私が犬と暮らすようになってもうすぐ5年。

わが家の周りにもいろいろなわんこと飼い主さんがいて

犬と暮らしている人ってこんなに多いんだなあ。

と思います。

その中で

これは危ないな~。

と思うこともあり、今日の記事にしました。

トビにさらわれる

これはネットで見た話です。

ある飼い主さんが、生後7か月のチワワを連れてお散歩に行きました。

飼い主さんは、近くの砂浜でチワワのリードをはずし

たくさん走っていいよ。

とチワワをフリーにしました。

チワワは大喜びで、砂浜を走り出しました。

そこへ、一瞬黒い影が急降下しました。

つぎの瞬間、チワワの姿はありませんでした。

何が起こったのか?

呆気にとられて、そして空を見上げると、トビが飛び去って行くところでした。

チワワは二度と帰ってきませんでした。

永久に・・・。

ネットの記事を読んで

そんなこともあるんだ~!!

とびっくりしました。

記事は

砂浜を管理している市町村などに管理責任を問えないか?

というものでしたが、野生動物による被害ですし、犬をノーリードにして適切に管理していなかった飼い主さんの方にも問題があると考えられるので・・・。

私は法律に詳しくないので分かりませんが、難しいような気がします。

飼い主さんの気持ちを考えるとやりきれません。

公園に入ったとたんの悲劇 犬がパニックに

次はウェルシーの話です。

桜の季節、お天気に恵まれたので、ほとんど毎日近くの公園で桜を眺めながらのお散歩をしました。

ある日のお散歩で、公園の入り口を入ったら左側からボールが転がってきて、4歳くらいの男の子がボールを追いかけてきました。

ウェルシーがボールに行ってしまうといけないので、リードを短く持って「Wait」と言って待たせました。

男の子がボールを拾って走って行ったので「Good」とウェルシーを褒め、肩を軽く撫でました。

そこへ、右側から

わんわんわん!!

吠えながらシーズーがウェルシーに向かって走ってきました。

公園の入り口の右側にはシートが敷いてあり、花見客のグループがいました。

突然吠えながら自分に向かってくる犬に、びっくりしたウェルシーはバッと飛びのきました。

一瞬片手でリードを持っていた私は引きずられ、大急ぎで両手でリードを持ちましたが、ウェルシーはパニックになってしまい、私の周りを走り回るという格好になってしまいました。

なんとかリードをたぐり、片手でカラーを掴もうとする私の前に、さっきとは別の男の子が走ってきました。

子どもなんて周りを見ないで走り回っていますから

あ!

危ない!!

と思った瞬間にウェルシーと接触。

男の子は転んでしまいましたが、びっくりしただけで怪我はなく、すぐにおかあさんが走ってきてくれました。

私はカラーを掴んでウェルシーをそばへ引き寄せ「Sit」と言いました。

ウェルシーは座ってくれました。

もちろん私は、男の子とおかあさんに平謝りです。

その間、シーズーはずっと吠えたてていましたが、やっと飼い主と思われる女性がお花見シートの中から現れ

ごめんなさいねえ。

私がリードを離していたからいけなかったのね。

犬同士は楽しそうだったけどね~。

と言いました。

はあ?

楽しくねーよ!

お宅の犬は威嚇吠えだし、ウェルシーはそれに怯えてパニックになったわけだし、お蔭で小さい子を転ばせてしまったし

誰も楽しくねーよ!!

と思いました。

男の子が転ぶという事態になっていなければ、吠えたてる自分の犬と逃げ回るウェルシーを、お花見をしながら笑って眺めていたのではないかと感じて、その無神経さに腹が立ちました。

もし、私が走り出すウェルシーのリードを離してしまったら、ウェルシーはお花見の皆さんのシートを蹴散らして走り回ってしまったかもしれず、多大な迷惑をかけてしまったかもしれません。

そういうことが起きると、今後公園に犬を入れられなくなってしまうかもしれません。

ウェルシーに怖い思いをさせてしまったことを後悔し、ウェルシーとぶつかってしまった男の子が「犬は怖い」と感じてしまわなかったか心配になってしまいます。

座らせたあとのウェルシーは落ち着いてくれたので、人が少ない場所に行きのんびり過ごしました。

桜ももう終わりですね。

まとめのようなもの

屋外で犬をノーリードにするということは

  • 自分の犬を危険に晒すことになるかもしれない。
  • 他人に迷惑をかけてしまうかもしれない。

というお話でした。

そして、人が集まる場所では何が起こるか分からないので

  • SitやComeなどの基本的なことはできるようにしておく。

しかし、犬はパニックになると人の声が聞こえなくなることもあるので

  • リードの持ち方は基本を守る(やはりリードを離してしまう確率は低いです。)
  • カラーやハーネスの緩みは適切か、リードが劣化していないかなどを、日頃から確認しておくこと。

改めて気を引き締めていこうと思いました。

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Comment

  1. ツムギ母 より:

    男の子やウェルシーさん、そしてママさんに怪我がなくて良かったです。

    誰も来ないから…
    大丈夫だろう…

    飼い主のモラルですね、気を付けます。

    • gd.vol より:

      ツムギ母さん
      ヒヤッとしましたね~。
      楽しいわんこライフにため、お互いに気をつけていきましょうね~。

  2. サナ父ちゃん より:

    トンビ、ワンコを拐う事があるんですね…
    地元の海岸ではノーリードで自由にされているワンコが多いです。

    ワンコを守る為にも、リードは大切ですね…

    気をつけます。
    ご紹介ありがとうございました。

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      私も知りませんでした。
      超小型犬は気をつけた方がいいかもですね。

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