犬の車酔いのサイン|症状・原因・対策
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第二話 ツムギ
ツムギは瞼の裏側に小さいブツブツが出来ていて、委託の前から訓練センターの獣医さんに目薬を処方されていました。
なので目の再受診のため、13日に神奈川訓練センターに行きました。
委託の日、ツムギは訓練センターにいる間から吠えてしまっていたので、抱っこで帰りました。
その後、車で5分くらいの距離をクレートに入れて乗せることはありましたが、長距離を走るのはツムギにとって初めての体験になりました。
車酔いのサインと対策
ツムギは酔ったらしくよだれが少し出て、生あくびを2~3回したと思ったら吐いてしまいました。
よだれや生あくびは、車酔いのサインですね。
お顔も辛そうに見えました。
信号待ちの間にツムギをクレートから出して、その後は抱っこで訓練センターまで行きました。
う~~~ん・・・。
車酔いかあ・・・。
北海道から来てステイウォーカーさんのところへ行くときは、クレートの中で寝て帰ったと聞いたんだけどなあ・・・。
ティンバーと離れて一人になって心細いのでしょう。
車酔いすると車に乗ることに嫌なイメージがついてしまうので、しばらく足元に乗せて徐々に慣らしてください。
と訓練士さんは言いました。
車酔いの原因
クレートは部屋の中に置いて出たり入ったりしているし、扉を閉めてもおとなしくしていられるのでクレートに入ることは嫌ではないと思います。
車の中だと揺れたり身体が振られたりして、それを一人で我慢するのが不安なのだと思うんですよね。
クレートの中で、座ったり伏せたりすれば楽なのにと思うのですが、それどころじゃないという感じで立っています。
立っているから余計不安定ですよね。
そして揺れで酔ってしまう。
クレートに入ってくつろいだ状態で、車に乗れるようになれば酔わなくなると思います。
車酔いの対策
生後3か月ちょっとのツムギには、協会から貸与されているクレートはまだ大きく、車が揺れると大きく振られてしまいます。
なので
- 揺れが少ない助手席で抱っこで乗せる。
- 助手席の足元に乗せる。
車に乗ることに慣れてくるまではこれで行ってみようと思います。
そして、安全運転ですね。
急発進、急ブレーキ、など「急」がつくものは避けて、速度もゆっくりめにして、カーブもゆっくり曲がるようにしていきます。
まとめのようなもの
子犬にとっては「車」も新しい環境になります。
新しい環境そのものが不安を感じますし、動いたり揺れたりするのはより不安ですよね。
車そのものが苦手な仔は、まず車に慣れるところから始めましょう。
- 車に乗るけど発車はしない。
- ドアを開けたり閉めたりしてみる。
- エンジンだけかけてみる。
など、犬の反応を見ながらスモールステップで進めてみるといいですね。
フードを車の中で食べさせて、車はいいところだと思ってもらうのもいいかもしれませんね。
ツムギは、車そのものは大丈夫そうなので、抱っこや足元で乗ることに慣れてもらうようにしようと思います。
出かけた先では、遊んだりお散歩したりして
- 車に乗ると楽しい場所に行けるね。
- 車でお出かけするのは楽しいことなんだね。
とツムギに思ってもらえるようにしたいです。
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Comment
つむたん、がんばってる!
次々と出来ることが増えているけど、ゆっくり、ゆ~っくりでいいからね。
急がないでいいよ~と言ってあげたいですね。(*^_^*)
車も人間が思っている以上に犬にとっては揺れますね。クレートの向きも関係あるみたいです。
うちの車に乗せているケージはLサイズで、今は2頭入るといっぱいいっぱいな感じですが、
それがちょうどよいみたいです。
仔犬の時は2頭でも広くて、揺れは倍増。たまに吐くこともありました。
つむたんも、不安が取れて大丈夫なんだとわかれば、自然に慣れてくるのかな。
ロッキーランボーは青森県まで車で行かなくてはなりませんから、車=嫌なイメージ、だけは避けたくて、子犬の時から意識してすっごく楽しい場所へ連れて行くように努めました。
おかげで、今は車に乗って動き出すと寝るようになりました。(^_^;)
ロとラのママさん
つむたん、頑張っていますよね。
親バカですが、思い切り褒めちゃいます!!
得意な事も苦手なこともあると思うので
苦手なことは特にゆっくり慣れてもらえばいいですよね。
協会のクレートは小さいサイズですが
まだツムギには広いです。
伏せることが出来るようになればいいのですが
不安なので立ってしまうんですよね。
今月末にはレクチャーがあるので
また神奈川へ行かなくてはなりませんが、その時は足元で・・。
家の周りなど短距離でクレートで乗ることを練習して
な~んだ、どうってことないじゃない!
と思ってもらえるように、ゆっくり慣らしてみます。
ケインもパピーの時、車酔いしましたよ〜
協会に行くたび、途中で吐いていました。
何とかしなきゃと思い、昼休み中に毎日車に乗せて、近場のお店などに一緒に行ったりしましたね。
行った先では、必ず楽しく遊んであげて、車に乗るといいことあるよ!と覚えてもらいました。
はじめのうちは5分くらいで吐いていたのに、毎日乗せてるうちに吐く頻度が減り、徐々に走行距離を伸ばしていきました。
今ではどんなクネクネ山道でもOKです(^^)
ケインママさん
え~!!ケイン君も?
車であちこちでかけている様子をブログで拝見すると
とてもそんな風には思いませんでした。
車酔いする仔って結構いるのでしょうか?
イズモがぜ~んぜんだったので、ツムギが吐くのを見てびっくりしました。
少しづつ乗せていけば大丈夫。
きっと慣れますよね。
お出かけ先で楽しい体験をさせることも大切なんですね。
メッセージありがとうございました。まだ熱がありキツいですが…
チョコも最初車酔いを何度かしました。クレートで乗せましたが、嫌がるのでそのまま座席に…何度か嘔吐もしたので、まずご飯を食べさせずに乗せて病院とかに連れて行き、次は車に乗せる何時間か前に少し食べさせては乗せる、そんなことを何度かしてたら、酔わなくなり、今は食べてすぐ乗っても平気です。何より『ブーブー』行くよというと大喜びです。ツムたんも頑張ってるからすぐ慣れますよ(^_^)
ではまたねます(笑)
くるみさん
チョコちゃんも車酔いしたのですね。
でも今は大丈夫。
むしろ喜んで車に乗るのですね。
そっか・・・やっぱり慣れれば大丈夫ですね。
少しづつ乗せてみますね。
熱が下がって早く元気になりますように。
お大事にしてください。
I胎は車酔いしない仔ばっかりだったので、
そうかーーって頷きながら読みました。
パピーにとってクレートはやっぱり大きいので、クレートの中で右に揺れたり左に揺れたりと不安定なので、酔いやすいのかもしれないですね。
抱っこすきなつむたんだから、当分は抱っこで車に乗せる方がいいのかなー。
でも、ケイン君もそうだったとしってびっくり!
なんだか、それを聞いたら車酔い克服出来そうな気分になりますね~。
イザベルマミーさん
酔うというのは辛いので、あまり嫌な体験を積ませてしまうと
車に乗るのが大嫌いになりそうですよね。
抱っこ、足元、クレートなど距離に応じて
慣れ方に応じて少しづつステップアップしていくようですね。
つむたんも車酔いするんですね。実はリーベもします。
イアルもしました(^_^;)
インディーは、しませんでした。山道をガンガンに走っても涎一滴と出なかったです。
イアルは酷かったです。車を見るだけで涎が…ダラー 少しでも軽減できるように努力しましたが入所まで良くなりませんでした。
でも毎日の訓練ですっかり治りました。
クレートでなく犬車での乗車が良かった様です。
リーべはイアルほど酷くはないですが30分ほどの乗車で涎と嘔吐があります。
体重が15kgぐらいまでは抱っこしていましたが、今はクレートに入れています。中に座布団を敷きエサを半量にするなど対策をしています。それでも涎は出ますが嘔吐はなくなりました。
車酔いはケイン君の様に毎日、短距離でも載せて慣らしていくのが一番の特効薬
みたいですね。先輩PWさんからアドバイスを受けたました。
「つむたん 頑張って!」
インディーPWさん
そうそう、イアル君、酔うって言っていましたね。
酔うんだけど車で出かけるのは好き
とパパさんが言っていたのを覚えています。
治って、立派な盲導犬になっちゃいましたものね。
あっぱれ~!!
リーベちゃんのように
クレートの中に座布団を敷いて揺れを軽減したり
フードを調整してみようと思います。
あとは少しづつ慣れてもらえるように
短距離からクレートに乗せてみます。
パピーはいろいろなことに慣れていかないといけないんですねぇ。
まさに、盲導犬パピーいろいろ体験中なんだな、なんて思いました。
妻の実家のビーグルは、ちょっとの距離でもはいちゃってましたが、進行方向に頭を向けさせるようにしたら吐かなくなって、楽に移動できるようになりました。
ツムギちゃんも早く車に慣れて、いろいろ楽しいお出掛けができるようになるといいですね。
おめめ、お大事に。
イーリィの父さん
そうなんですよ。
「いろいろ体験中」です。
この社会化っていうのがね・・・すんなりなものもあるし
苦手なものもあり・・・です。
苦手だったものを克服できるようになったり
出来なかったことが出来るようになっていったり
そういったことを個々のパピーに応じて体験させ
成長を見守っていくのもPWの楽しみなんですけどね。
おめめは、目薬を嫌がって苦戦中です。
寝てる隙にささっと入れていますが
最近は警戒していて気配で起きます。
早くも知恵比べ(笑)