パピーウォーカーは寂しい?犬は去りカラーは残される

日本盲導犬協会では、パピーのリードやカラーはパピーウォーカーの負担です。

パピーは1年弱で巣立っていきますが、カラーやリードは思い出と共に手元に残ることになります。

今日はそんなパピーウォーカーの気持ちを記事にしてみました。

カラーが残るのは寂しい?

だんだん身体が大きくなってきたツムギ。

カラーがきつくなってきました。

今まで使っていたカラーはイズモのおさがりでベルト式のものです。

o0400030013091214014[1]

o0400030013048818627[1]

DSCF9513

イエローでも黒でも、オスでもメスでも可愛いかなと思って購入しました。

イズモが大きくなってから使っていた「ラブラブハートカラー」もとってあります。

o0400030013091214015[1]

写真はまだ新しい頃のものですが、色が褪せていたり傷みも目立ってきているので使いまわさず、ツムギのカラーも新調してあげることにしました。

新しいカラー

ベルト式のカラーも悪くないのですが、微調整が出来ないので今回もバックル式のカラーにしました。

富士ハーネスでは、バックル式のカラーはバックルが外れたり壊れるとカラーも外れてしまうので、万一の事故を防ぐためDカンが2個ついているものにしてくださいとお願いされていました。

Dカン2個にリードのナスカンを繋げば、バックルが外れたり壊れても犬とリードは離れないからです。

大型犬は力もありますし、何かのはずみでバックルが外れてしまい万一犬が暴走したら危険なので、ツムギのカラーもDカンが2個ついているものを購入しました。

kako-Lz2ZMEwvDX3D2tyB

イズモのときにリードが外れてヒヤっとしたことがあったので、念のために迷子札もつけてもらいました。

kako-u2IsxfBPZDMBsgf8

モザイク部分は電話番号です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

おおぉ~!

シックな感じで、大人の女性になった気がするねぇ。

つむたんの新しいカラーは「すず工房」さんで購入しました。

生地は入れ替えるので、その時によって違うデザインになります。

今も幸せな気持ちになるよ

パピーウォーカーを始めた頃、入所の時に主のいなくなったカラーとリードが手元に残るのは、寂しいかなと思っていました。

しかし私達の場合は、残されたカラーを見て涙することは予想に反してありませんでした。

自己満足ではありますが、イズモとの時間がとても楽しかったので、自分たちなりにやれることは全てやりきったという思いが大きく、寂しさよりも達成感が勝ちました。

一緒にいられるのは短い時間。

後悔はしたくない。

そんな気持ちで思い切り楽しんだ11か月間でした。

イズモのリードとカラーが手元に残っていることで、イズモに見守ってもらって励ましてもらえているような気持ちになります。

そしていつもイズモを応援し、幸せを願っています。

イズモも毎日を元気に楽しく過ごしている。

私達も毎日を元気に楽しく過ごしている。

見えない赤い糸はつながっているよね。

手繰り寄せる必要は、お互いにないけどね・・・。

今でもイズモと暮らしたた時間は、私たちにとって幸せな時間として心を温めてくれています。

関連記事→あと半年しかいない子犬のために新しいカラーを購入しました

まとめのようなもの

ツムギの新しいカラーも、想い出をたくさん詰め込んで私達の手元に残る日がやってきます。

どれだけたくさんの想い出を詰め込めるかな?

残されたカラーは、ツムギが私達の家族だった証。

きっと

ツムギをずっと応援し続けると思うから。

スポンサードリンク
PREV
見慣れない物を怖がる犬には時間をかけて慣れさせる
NEXT
T13胎3回目のパピーレクチャー

gd.vol へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Comment

  1. 素敵なカラーですね!!ダブルリングのカラー、我が家はなかなかみつけられなかったのですが、こんな名前をいれられるなんて!!どこで買われましたか?

    実は・・・私の手元にも一昨日名前入りのカラーが届きました。
    もうすぐ、誕生日ですよね、、、あの子たちの。2歳だなんてあっという間。
    私は協会の支援ショップで買いました(笑)

    いろんな思いが入り混じるパピーウォーキング。
    だけど物凄くやりがいがあって、物凄く楽しくて、
    本当にやってよかったと思います。

    つむたん、素敵なカラーよかったね!!

    • gd.vol より:

      イザベルマミーさん
      カラーはイズモのラブラブハートも、今回も夫がネットで探してくれました。

      私は自分の犬を飼ったことはありませんので
      比較はできませんが
      パピーウォーカーをやって良かったと思います。
      夫に感謝です。

  2. サナ父ちゃん より:

    ワンコに全力でぶつかって行って、ワンコもそれに応えてくれる。

    ワンコも人を一生懸命、理解しようと頑張っているのを見て、私達はより大きな愛情を持ってワンコに接する。

    短い時間の中ですけど、何物にも代えがたい、素晴らしい宝物ですよね。

    つむたんは絶対、素晴らしいワンコになると思います。
    素晴らしいママさん、パパさんと一緒に過ごせるんですから。

    この先、いろんなことがあると思いますが、全てが楽しみですね♪

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      パピーウォーキングは短期間ですが
      大きなプレゼントをたくさんもらえる
      素敵なボランティアですね。
      ボランティアなのに、こんなに楽しくていいのかしら?
      といつも思います。
      ツムギとも、楽しい時間をたくさん過ごします。

  3. イーリィの父 より:

    素敵なカラーですね。それに似合ってる。
    ツムギちゃんたら女っぷりが上がって、ますます可愛くなっちゃうんじゃないですか?
    うちは協会のショップで買ったものを使っていますが、色もあせてきちゃったのでそろそろ買い替えようかと検討中です。

    • gd.vol より:

      イーリィの父さん
      ありがとうございます。
      夫が一生懸命探してくれました。

      イーリィちゃんにも、急がなくてもいいと思いますが
      お父さんから素敵なカラーをプレゼントしてあげてくださいね。
      女っぷりが上がりますよぉ。

関連記事

ロングリードのおすすめの使い方と遊び方|楽しく遊ぶ!しつけもできる!

愛犬との生活の中に、ロングリードを取り入れてみたいと思う人もいるかもしれませんね。 いろいろな使い

記事を読む

車酔いを克服してホームセンターの犬用カートを体験しました

ツムギだよ~♪ あたしは車に乗るのが苦手。 だって気持ち悪くなるんだもん。 だからママに抱っこ

記事を読む

ツムギ生後11か月齢の備忘録

12月23日でツムギは生後11か月齢になりました。 ツムギがわが家にやって来てから備えていた、

記事を読む

診察台に乗る子犬

病院にて

ツムギにフロントラインを滴下してもらうため、病院に行ってきました。 病院に入ると女性が一人、待

記事を読む

駄々をこねる犬 おうちに帰りたくないよぉ

犬にも「感情」があるので、人の指示に対して「嫌だ」と思うことがありますよね。 「嫌」の表現の方法は

記事を読む

この温もりを

仲良くお昼寝中の二人。 パパの腕枕。 微笑ましいひととき。 どんな夢を見ているのかな?

記事を読む

暖をとる犬

ツムギ、おとなしいなあと思ったら あれっ! ちゃっかり! ストーブの前を陣取り、くつろいでいま

記事を読む

2018年 盲導犬寄付金付「スマイルカレンダー」とわんハート

わが家でお預かりした2頭目パピーのツムギは、父犬が日本盲導犬協会の繁殖犬、母犬が北海道盲導犬協会の繁

記事を読む

ロングリードを使ってトレーニング|犬が散歩上手になりました

ツムギと一緒に歩くと片道30分くらいで歩ける距離に市営の公園があります。 ここは芝生の中にも犬を入

記事を読む

お散歩の課題 他犬との接し方

ツムギがお散歩デビューしてもうすぐ2か月が経ちます。 今のところの課題は ①におい嗅ぎば

記事を読む

月山富田城駐車場
犬連れ月山富田城跡|中国地方屈指の難攻不落の山城

ウェルシーだよ♪ 島根県安来市にある月山富田城(がっさんとだじょう)

銅像
魚と妖怪の街境港|犬連れ水木しげるロード散策

ウェルシーだよ♪ 鳥取県境港市にある「水木しげるロード」をお散歩して

美保関灯台からの景色
犬連れ美保関散策|美保神社・青石畳通り・美保関灯台

ウェルシーだよ♪ 島根県松江市にある美保関を散策したよ。 江戸時代か

抱っこされる子犬
明日へ命を繋ぐ!盲導犬繁殖引退犬ウェルシーに孫が生まれました

わが家のお預かり繁殖引退犬ウェルシー、この度孫が生まれ、晴れておばあ

覚えているかな?パピーウォーカー育てたパピーと約10年ぶりの再会

日本盲導犬協会では、育てたパピーが盲導犬にならなかった場合、原則とし

→もっと見る

  • follow us in feedly


    PAGE TOP ↑