分離不安症~ビターアップル事件~

公開日: : 第一話 イズモ, 甘噛み 噛み

2013年10月2日

3回目のワクチン接種のために富士ハーネスに行きました。

その時、夫の手についたイズモの噛み傷に訓練士さんがびっくりしました。

「それはちょっとひどいですよね」と言い、私の手を見て

「奥さんのことは噛まないんですか?」

私は涼しい顔で

「はい」

(この頃のイズモは私のことは、ほとんど噛まなくなっていました)

訓練士さんからビターアップル(甘噛み防止スプレー)を使うように指導していただきました。

私にはイズモが夫の手を噛むのをやめられない理由は解っていました。

噛ませるから噛むんです。

そして

はっきり言って構い過ぎ。

イズモを抱っこしている時、イズモはパパの手をカジカジしていたりします。

それは赤ちゃんの指しゃぶりのような感じで甘えているっていう感じですし、歯を当てるくらいなので痛くはありません。

それをそのまま噛ませておくから、イズモは噛んでもいいものだと思っているんです。

ちょっと強く噛んだり、歯の尖った部分が当たった時だけ「NO」とか「痛い!」とか言われて、拒絶の態度を取られてもイズモには意味が解らなかったでしょう。

そして、イズモが自分のそばを通ると、いきなり背中を触ったり、軽く尻尾を掴んだり。。。

イズモにとっては、兄弟姉妹と一緒にじゃれ合って遊んでいた頃の気持になって

誰かが軽く噛んでくる。

遊ぼうの合図。

やったな~^^よ~しあたしもカプッ。

パパが手を出してくることを、そう捉えていたと思います。

夫に構われると、その手をカプカプ噛んでいました。

楽しかったんだと思います。

でも、人と犬は噛みあって遊ぶわけにはいきませんよね。

赤字で書いた部分を、夫に言っても生返事。

ほとんど気にかけていませんでした。

だって、か~わいいんだも~ん。

そういう顔でした。だめだこりゃ。

そう思っていた頃に、訓練士さんからのご指導です。

o0400030013061146484[1]

翌日から夫はイズモに接するとき、手にビターアップルを塗りました。

そうとは知らないイズモ。

いつものようにパパの手をカプッ!

にがっ!

不味そうな顔をしますが、諦めきれないらしくて、カプカプしています。

そのうちに、おもむろにベロンベロン、ビターアップルをなめとってガブッ!! 

これは痛いです!夫も思わず悲鳴。

初日はイズモが根性で勝ったような格好でした。

翌日も同様にしましたが夫の手を噛んでにがっ!と思ったイズモが、その場で立ったままおもらし。

床を拭いた後も、またカプカプしておもらししました。

意図的ではなく「失禁」という感じでした。

なんで~なんで~!

あたしはパパが大好きだからカプカプしたいのに、なんでパパはシューッて意地悪するのよ~。

即手を洗い、ビターアップルの使用を中止しましたが、イズモはかなりのショックを受けたようで私たちの挙動におどおどし、そのくせ片時もそばを離れられなくなりました。

夫が仕事に行ってしまうと、私とイズモと二人きりになります。

ごはんは普通に食べられましたし、おもちゃで一緒に遊びましたし、お散歩も喜んで行きました。

しかし、眠くなると必ず膝の上に上がって寝て、離れないんです。

3日目は、膝の上で眠っていておもらししました。

犬は普通オネショはしないでしょ?

これは重症だな~と思いました。

この頃のイズモは、部屋でのトイレはほぼ完璧に出来るようになっていました。

それが完全に崩れてしまいました。

電話がかかってきて、出るとその場で床におもらし。

ケージに入れてちょっとキッチンへ立つとケージの中でおもらし。

(わが家では拾い食いを避けるため、イズモをキッチンには入れていませんでした)

夜はケージで寝かせていましたが、朝起きると、たいていおもらしの跡がありました。

はあ~。

これはもう、とことん付き合うしかないな~。

ケージでは寝られず必ず膝に上がって寝るので、お尻が痛くなったけど2時間3時間と付き合ってあげました。

とにかく今は許容の時。

イズモに安心感を取り戻してもらわないと。

10日間くらいはそんな感じでした。

  • 最初は100%許容。
  • 少しずつ、一人でケージにいる時間を作る。
  • でもイズモから見えるところにいる。
  • イズモの視界から消える時間を少しずつ増やす。
  • ひとりでお留守番が出来るようになる。

ここまで来た頃には11月になっていました。

吠えたり暴れたりはしませんでしたが、おもらしというのが心に傷を受けたんだろうな~と察せられて可哀想で辛い毎日でした。

夫の手は相変わらず噛んできましたが、ビターアップルはもう使わず噛んできたら即おもちゃで相手をしてもらいました。

おもちゃを噛んでいる時に褒めるようにして、手を噛んだら遊ぶのをやめるようにしてもらいました。

甘噛みは、ようやく収まってきました。

訓練士さんの指導は一般的には正しいです。

しかし、天罰法の使い方は難しいなと思いました。

そして何よりも

いつまでも手を噛むことを許容していた夫が悪い!

夫が言う「自分は犬が好き」は

犬を構うのが好き

もしくは

犬を可愛い可愛いしている自分が好き

なんだな、と確信した私でした。

それじゃいかんでしょ?

その仔にとって何が幸せなのかを考えて行動してあげないと。
o0400030013061197808[1]

あたしはパパが大好き。

パパの手がシューで苦くなったとき、パパに嫌われたと思ったの。

悲しくて、寂しくて、心に涙がいっぱい出たわ。

<2016年7月7日 追記>

イズモに対しての甘噛み対策の失敗経験と、3頭目のシオンへの甘噛みへの対策を考えながら、子犬が甘噛みをする気持ちや、わが家なりの甘噛み防止スプレーに対する考え方などをまとめてみました。

こちら→ビターアップルなど甘噛み防止スプレーについてわが家の考え方

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Comment

  1. イザベルマミー より:

    1. パパさーん!
    イズモパパさんのお顔を知っているだけに
    すみません、笑ってしまいました。
    イズモパパママには大変な日々だったと思いますが、今思いだすと全てが良い思い出ですね。

    それにしても赤字は本当のごもっともですよ~パパ~(笑)
    イズモもいろいろあったんですね。
    それだけ本音でぶつかった証拠ですね!

  2. gd.vol より:

    2. Re:パパさーん!
    イザベルマミーさん
    いいのよ、いいのよ。思い切り笑って。

    この後も余震のように小さな事件がありましたが、パピーウォーキング中で一番大変だった事件でした。
    2日で壊したものを回復するのに、1か月かかりましたしね。
    しかも、身から出たサビですし。

    今となってはいい思い出です。

    http://ameblo.jp/wan0824/

  3. イズモパパ より:

    3. 反省
    イズモには迷惑をかけてごめんなさい。
    おっしゃるとおりです。
    今は、ただただ反省反省です。
    穴埋めする機会がほしいです。

  4. gd.vol より:

    4. Re:反省
    イズモパパさん
    イズモはずっとパパ大好きっこだったからね。

    大変なことも楽しいことも、いろいろあったけど
    全てがいい経験になったよね。

    イズモがどんな風に成長していくのか、ずっと温かく見守っていこうね☆
    http://ameblo.jp/wan0824/

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