子犬は褒められて伸びる!褒めて~と言っているのを見逃さないように

公開日: : 第三話 シオン, 散歩

シオンはお散歩が大変な仔でしたが、生後8か月を過ぎてきて、だんだん人と一緒に楽しく歩けることが多くなってきました。

上手に歩けるようになってくると、大変だった時のことを忘れ、つい褒めるのを忘れてしまうことがあります。

今日の記事は「自戒」です。

子犬の「褒めて」を見逃さないように

先日シオンとお出かけをしたときにエスカレーターがありました。

6回目のレクチャーでも練習したので、乗せてみることにしました。

ところが、シオン君、エスカレーターの3mくらい手前で拒否。

嫌です!

と動きません。

レクチャーでは乗れるようになって終わったのですが、怖かったことを思い出したのかもしれませんね。

なので、無理せず抱っこで乗せて、乗ってからエスカレーターの上に降ろしました。

ちょっと不安そうな顔でした。

降りる方は大丈夫だろうと思ったのですが、念のため抱っこで降ろしました。

帰りは下りになりますが、やはりエスカレーターの3m位手前で拒否。

そこで、夫がリードを持ち、私がシオンを抱っこしてエスカレーターの前まで運びました。

前足だけを乗せるように降ろして、後ろからお尻をちょっと押してあげました。

エスカレーターの動きで体が運ばれ、そのままスッと乗れました。

なんだ、なんてことないじゃん。

偉そうな顔(笑)でエスカレーターに乗り、自力でエスカレーターから降りたシオン。

リードを持つ夫を見上げ、尻尾をブンブン振って

ぼくできたよ。

褒めて~!

褒めて~!

と訴えます。

でも、リードを持つ人はなかなかこういう犬のリアクションに気付かないんですよね。

降りてどっちに行くんだ?

と考えたり、周りの状況を見ないといけないので、そこまで気が回らないんですよね。

パパ~。

シオンがドヤ顔で「褒めて~」って言っているよ。

たくさん褒めてあげて!

と夫に言い、夫にたくさん褒めてもらいました。

シオンの嬉しそうな顔。

残念ながら室内だったので、暗すぎて写真が撮れなかったんですよね。

私のコンデジさんは、暗くて動きのあるシーンが苦手です。

多分こんな顔だと思うんですけどね。

楽しそうに人を見上げる子犬

子犬は褒められて伸びる

わんこは、人に褒められることを本当に喜びますよね。

シオンは他犬や猫を見ると、やっぱり近くに行きたくなっちゃうのですが

シオン!

と名前を呼ぶと、こちらを見て戻って来てくれることが多いです。

そんな時も

ぼく、ちゃんと来たよ。

偉いでしょ?

褒めて~♪褒めて~♪

と尻尾を振って見上げてくるんですよね。

もちろん

Good~♪

と褒めてあげます。

そんなときのシオンの笑顔はとっても可愛いです。

犬や猫の方に行かないで、さらっと通れるともっといいんだけどな。

と思うこともありますが、今はまだ高望みというものですね。

他犬や猫に興味はあるけれど、パパやママに褒められる方が嬉しい♪

そう思ってくれることが今は大切ですものね。

まとめのようなもの

訓練士さんから目標として出されているお散歩の課題は

人と犬が楽しく会話をしながら一緒に歩く

です。

犬がお散歩に慣れてお散歩が楽しくなってくると、犬の方からコンタクトを取って来る時が必ずあります。

それを見逃さないようにしてニコっと笑顔を返してあげるとか、Good~♪と褒めるとか、余裕があれば褒めて撫でてあげるといいですよね。

犬も人に笑顔を返されたり褒められたりして嬉しいので、褒められたくて人に注目する時間が多くなってきますものね。

そうなってくると、犬とのお散歩が本当に楽しくなってきますね。

パピーとのお散歩は、周りの状況に気を配ったり、犬が拾い食いをしないように道路に落ちているものに気を配ったり、忙しくて犬の表情まで見る余裕がなかなか無いですよね。

でも

犬が成長しているのに、人がそれを見逃してはいけないな。

と思いました。

スポンサードリンク
PREV
子犬の成長は嬉しくもあり寂しくもあり!車に飛び乗るときのエピソード
NEXT
ハウスなんてやだもん!毎晩駄々をこねる犬

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Comment

  1. ケインママ より:

    シオンくん、可愛い笑顔だ〜♡
    これは『褒めて、褒めて〜』って言ってるね。
    ワンコを褒めるにはタイミングが肝心ですよね。
    ここぞという時にすかさず褒めるのを忘れないようにしたいです。
    人とは違うから後から褒めても分からないもんね。
    でも、人間もその場で褒められた方がうれしいし、効くかも♪

    • gd.vol より:

      ケインママさん
      ベテランPWさん達、みんな褒めるのが上手です。
      今回もエスカレーターを
      さあ、降りるぞ!
      とシオンが踏み出すところを褒めるのが、多分一番効果的なのでしょうね。
      褒め忘れたり、褒めるタイミングが遅かったりのわが家です。
      でも、笑顔で尻尾を振ってくれるシオン、健気です。
      人もその場で褒められると、確かに嬉しいですね♪

  2. miko より:

    散歩中にシオンくんみたいな可愛い笑顔で振り向いてくれることありますよね〜^^
    そこが可愛いんですよね〜。
    。。。確かにリード持ってると余裕なかったりして見逃しちゃうことありますね^^;
    私も見逃さないようにしなきゃって思いました。

    • gd.vol より:

      mikoさん
      ニコニコして振り向いてくれることってありますよね。
      人もそれを可愛いと思いますし、犬も人が自分に笑顔を返してくれたり、褒めてくれるのは嬉しいと感じるので、お互いにいい循環になりますよね。
      最近、見逃してしまうと勿体ないな~。
      と感じるようになりました。

  3. サナ父ちゃん より:

    警戒と集中と注意。
    そこに気をとられてばっか。
    心のゆとりも余裕もなかった…

    もっと、もっと褒めてあげられたはず。
    ちょっと後悔することはあります。
    ワンコ達は人を選ぶことが出来ません。
    なので、やっぱり人の責任は大きいですよね。

    次は、もっといっぱい、褒めてあげよう。
    笑顔でいっぱい、褒めてあげよう。

    そう思いました。

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      私もイズモのときは今以上に余裕がありませんでした。
      本当は、もっといいところを見てあげられて、褒めてあげられるところがたくさんあったはずなんですけどね。

      わんこ達は人を選べませんから、人が幸せにしてあげないといけませんよね。

関連記事

留守番は苦手なの!

朝から用事があり、あまりシオンの相手をしてあげられませんでした。 その上に出かけなければなりません

記事を読む

犬に芸を教える必要は無いが楽しくコミュニケーション

ケイン家の皆さんと一緒に過ごした日、ランチをいただいたレストランで、シオンはケインパパさんに遊んでも

記事を読む

人とコミュニケーションが取れる犬になってきた

わんことコミュニケーションが取れるようになってくると、犬との暮らしが楽しくなりますね。 人の言葉を

記事を読む

ケージに前足をかける子犬

甘噛みするのか~?フーしてやるぞ!

家庭の事情により、4月26日からシオンを預かってもらっています。 今頃シオンは、ステイウォーカーさ

記事を読む

絶賛後追い中の子犬 人がいなくても落ち着けるように練習中

家中をどこまでもついてくるシオン。 可愛いいです。 でもね 成長とともに、いちいち家族を追いか

記事を読む

散歩する子犬

子犬のお散歩の練習!慣れるまではじっくり楽しく体験させよう

あと1週間くらいで生後6か月になるウェルシーですが、まだまだお散歩は大変です。 少しずつ練習してい

記事を読む

お散歩の課題 引っ張らないで歩く

シオンがお散歩デビューをして1か月ちょっとが経ちました。 だんだんと外が楽しいと思えるようになって

記事を読む

お姉さん座り

犬の可愛い座り方は病気のサイン?お姉さん座りとか胡坐とか

犬が座るのは自然な動作ですが、座り方によっては病気が隠れている場合もあるそうです。 正しい座り方と

記事を読む

お散歩中の不可解な行動

いつごろからでしょう? ツムギがお散歩中に不可解な行動をとることがあります。 例えば、横

記事を読む

引張りとか歩かないとかお散歩の悩みはいろいろあるけれど

ウェルシーと一緒に北本自然観察公園に行きました。 こちら→犬連れ北本自然観察公園 エドヒガンザ

記事を読む

月山富田城駐車場
犬連れ月山富田城跡|中国地方屈指の難攻不落の山城

ウェルシーだよ♪ 島根県安来市にある月山富田城(がっさんとだじょう)

銅像
魚と妖怪の街境港|犬連れ水木しげるロード散策

ウェルシーだよ♪ 鳥取県境港市にある「水木しげるロード」をお散歩して

美保関灯台からの景色
犬連れ美保関散策|美保神社・青石畳通り・美保関灯台

ウェルシーだよ♪ 島根県松江市にある美保関を散策したよ。 江戸時代か

抱っこされる子犬
明日へ命を繋ぐ!盲導犬繁殖引退犬ウェルシーに孫が生まれました

わが家のお預かり繁殖引退犬ウェルシー、この度孫が生まれ、晴れておばあ

覚えているかな?パピーウォーカー育てたパピーと約10年ぶりの再会

日本盲導犬協会では、育てたパピーが盲導犬にならなかった場合、原則とし

→もっと見る

  • follow us in feedly


    PAGE TOP ↑