テリトリー意識からの警戒吠え
ウェルシーには「吠える」という傾向があります。
そのうち要求や主張の吠えは(生後5か月現在)聞かなくなってきました。
気になるのは「警戒吠え」で8月は2回ありました。
9月ももうすぐ終わりますが、今のところ2回です。
いずれも一声「わん!」と吠えるというものです。
どんな時に吠えるのかわかってきました
最近の吠えは、家に知らない人が入ってくるんじゃないか?
とウェルシーが思って、しかもそれが怪しい(聞き慣れない)足音のときです。
家に人が来ると必ず吠えるという訳ではありません。
ウェルシーが「怪しい」と感じるかどうかがポイントのようです。
1回目
9月の1回目は、隣家の男の子(と言っても20歳くらい)が帰宅した時に、サンダルをペタペタ引きずるような音が隣家の玄関で聞こえたときでした。
なんか怪しい?
ん?
でも、うちには来ない?
と半信半疑だったのか、軽く「ウォッ」と吠えました。
2回目
宅配の人が来たときでした。
今まで宅配の人に吠えたことはなかったのですが、今回の人はバタバタと派手な足音を立てて、わが家の玄関へ走ってきました。
ウェルシーは寝ていましたが、自分の家に向かって走ってくる大きな足音に驚いたらしく、一声「わん!」と吠え、玄関にダッシュしました。
ママ
誰か怪しい人が来ましたよ。
私はゆっくり立ち上がり、ウェルシーに
大丈夫だよ。
と声をかけ、ほっぺをポンポンとしてから
は~い!
と言って玄関を開け、荷物を受け取りました。
その間ウェルシーは私のそばにいましたが、おとなしくしていました。
吠えたけど怖いことはなかったよね。
って、わかってくれたかな?
苦い経験
ウェルシーの警戒吠え、これは今後どうなっていくのでしょう?
私にはイズモで苦い経験があるんです。
イズモは小さいうちは来客に吠えることは無かったのですが、生後7か月か8か月の頃、突然郵便の人に吠えました。
今となってはきっかけはわからないのですが、イズモなりに郵便お兄さんを怖いと感じたか、受け取る荷物を怖いと感じたか、どちらかだと思います。
その件があってから、ご近所さんが回覧板などを持って来るときは大丈夫でしたが、宅配や郵便屋さんが来ると吠えるようになりました。
しかも一声ではなく
わんわんわんわん・・・!!
です。
宅配や郵便の人は仕事ですから、犬が吠えようが目も合わせず、サインをもらえばささっと帰ります。
それがイズモにとっては
あたしが吠えて追い払ってあげたわ。
という勘違いになり、そのうちチャイムが鳴るだけで吠えるようになってしまったんですよね。
自分が家(テリトリー)を守らないといけないと思ってしまったのかもしれません。
関連記事→犬の来客吠えへの対処
そんなこともあり、ウェルシーの警戒吠えが成長と共にどうなっていくのか、少し心配です。
今のところは
つい吠えちゃったけど、怖いことは起こらなかったな。
という展開になっていますが、やっぱり自分の中で警戒指令が鳴ると
わん!
ということになっています。
吠えるのをゼロにすることは難しいかもしれませんが、この程度ですめば生活するのに支障はないとは思います。
でも、ウェルシーの将来を考えると、ちょっとしたことをいちいち「怖い」と感じるのは、神経が疲れると思うので
小さいときは怖いと思ったけど、なんてことないってわかったよ。
というようになってくれたらいいですね。
ただ警戒心というのは、子どもの頃より成長してからの方が強くなるものなんですよね。
イズモにはうまく伝えてあげることができませんでしたが
ここは、パパとママとウェルシーのおうち。
パパやママが対応するから、ウェルシーは心配しなくていいんだよ。
ということをうまく伝えられればいいなと思います。
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Comment
警戒吠えや威嚇の吠え、簡単ではなさそうですね…
サナも一回だけ散歩中に吠えた事があったらしく、夕暮れにパーカーのフードを目深に被った若そうな男性に…だったそうです。
警戒、威嚇吠えなんでしょうね…
経験を積んで心配する必要がない事を理解させてあげる事がベストなように私も思います。
こういう時、言葉でコミュニケーションとれない故の難しさがありますよね…
サナ父ちゃんさん
「怖い」と感じるのは命の危機感と結びついているので、なかなか難しいですね。
経験を積んで・・・これが意外に難しく、慣れて「なんてことないじゃん」と思える仔もいますし、慣れさせようと思って経験を増やしてしまうとさらに怖がるようになる仔もいるんですよね~。
サナちゃんも見慣れない格好の人に「怪しい奴」と思ったのでしょうね。
ツムギが背の高い男子高校生が、傘を振り回したり杖のようにコツコツと音を立てて、前から歩いてきたのにびっくりして、吠えませんでしたがちょっとパニックになったことがあります。