散歩中に他犬を伏せ状態で待つ犬の気持ち
いつ頃からでしょうか?
夫がウェルシーと散歩中に、他犬が前から来ると伏せて動かなくなる。
と言っていました。
私との散歩のときには見られない行動なので
ふ~ん・・・。
と生返事をしていましたが、ついに目撃しました。
他犬を見つけるとつい伏せちゃう
パパさんと3人でお散歩に行きました。
すると、前方から知り合いのゴールデンちゃん(10歳)がやってきました。
10mくらいあると思いますが、耳が上がりゴルちゃんに注目中のウェルシーです。
あ!
伏せた!!
そして、ゴルちゃんが射程距離に入ると
おはよ~!!
おはよ~!!
ゴルちゃんは、ウェルシーのくんくんがしつこいので、途中で何回か迷惑そうに顔を背け、くんくんから逃げていましたが、始終穏やかで優しかったです。
やっぱり10歳の貫禄かな?
伏せ状態で他犬を待つ犬の気持ち
一般に伏せは、相手の目線より自分が下の位置になるので
あなたに危害を加えるつもりはありませんよ。
みたいな服従を表す意味だと言われます。
しかし、このケースでのウェルシーの伏せはそうではありません。
もう一度写真を見てみましょう。
お腹がちょっと上がってすぐ動ける状態です。
実は、待ちながら尻尾もフリフリなんです。
遊びたいな~。
遊んでくれるかな~。
落ち着け自分!
と相手の出方を見ながら、ワクワクとドキドキが入り混じったような気持ちに見えます。
パパさんによると、相手が知らん顔で通り過ぎると、それを伏せたまま目で追って
な~んだ、遊んでくれないのか。
という感じで何事も無かったようにまた歩き出すということでした。
ウェルシーは怖がりなところがあるので、他の犬に興味はありつつもちょっと怖かったりするのではないかと思います。
遊びたいけど、ちょっと怖い。
その気持ちの葛藤を落ち着かせたり、相手の出方を見るために伏せているのではないかと思うんですよね。
対策は?
何事も無ければそのままやり過ごせばいいと思いますが、相手が射程距離に入ったとたんに飛びついちゃう仔もいますよね。
いきなり立ち上がって吠える仔も見たことがあります。
そういう仔の場合は
回避
これに尽きます。
愛犬が他犬を見つけてから伏せるまでの距離
これがあると思うので、その距離に入る前に道を変える。
あ!犬だ!!
反射的に伏せる
これが習慣化してしまうと、他犬を見つける度にワクワクドキドキすることになります。
これって、犬自身も疲れますよね。
犬を見て伏せたくなる前に、自分の視界から他犬が消えてくれる。
その方が気持ちがフラットでいられるので、時間はかかると思いますが、心に余裕ができて徐々に回避までの距離が短くなったり、幅の広い道なら普通にすれ違えるようになる。
というように進歩していきます。
ウェルシーも「待ち伏せ」が定着しないようにしたいです。
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ツムギも全く同じ動作をします!(ご存知だとは思いますが…苦笑)
ツムギの場合は『ちょっと遊びたい。でも超怖い』かなぁ〜(^^)
イベントでお会いする協会っ子はぜ〜んぜん平気なんですけどね。一般道ですれ違うワンコのほとんどには石になります。ごく稀に気の合うワンコもいますけどね。
回避しなくても大丈夫!になりますように☆
ツムギ母さん
ツムギさんの場合はお散歩デビュー当時からですよん。
最初は意味が分からず
伏せて待つなんて、なんていいこなんだ~。
と思いました。
しかし、ツムギの場合は完全に待ち伏せで相手が近付いてくると
わ~~い!ツムギだよ~~~!!
と飛びかかっていました。
興奮で吠えることもありましたしね。
お子ちゃまだったのでしょうね。
石になるつむたんを見てみたいです。
くーちゃんとも仲良くなってきたみたいですし、少しずつ経験させて散歩に支障がない程度になるといいですね。
サナはTP2後の面会時に、訓練士しんの目の前で、当たり前のように後輩訓練犬が挨拶に来るのを伏せて待ってました(笑)。
きっと直せる代物じゃないんだろーな…、と開き直ってたような記憶が…(笑)。
あと、最近ウェルシーちゃん、ふわりと人の体に脚を添えてペロペロする技を覚えてしまったんですね…
でも、誰にでもやる訳ではないですよね…
サナもカミさんと私にしかしませんでしたから、ここは何とかなるかもですね~♪
サナ父ちゃんさん
サナちゃん、今でも伏せちゃうんですかね?
犬が来たら伏せる盲導犬(笑)
さすがにそれはないかな?
ウェルシーの飛びつき方は以前より穏やかになりましたね。
でも、遊んでくれそうだと思うと誰にでも飛びついちゃうので、もう少し心の成長を待つ必要がありますね。
何とかなってくれるといいのですけど・・・。