生後13か月のシオンへ

公開日: : 第三話 シオン

シオンは3月1日で1歳1か月になりました。

体重は

KIMG0398

KIMG0399

う~~~ん・・・。

2月5日に訓練センターで測った時は25.2㎏でした。

減っちゃいましたね。

誤差のうちかな?

生後9か月齢くらいから体重はほとんど横ばいなのですが、ウエストがぐんぐんくびれて成犬らしい体型になってきました。

委託資料に体型スコアというのがあり、1~5まで5段階評価になっています。

1から順に、1痩せすぎ、2痩せ気味、3ちょうどよい、4太り気味、5太りすぎ

となりますが、微妙な感じだと3プラスとか、3マイナス、などと訓練士さんに言われます。

2月5日は、訓練士さんに(痩せている方に)ギリギリ「3」と言われました。

体重が変わっていなくても、体高や体長が大きくなると結果的に痩せてしまいます。

このまま、痩せていくようであればフードを5g増やして様子を見てください。

というご指導だったので、1回分165gだったフードを170gにしました。

これで様子を見ることにします。

シオンのパピーウォーキングで心掛けたこと

シオンは興奮しやすいところもありましたし、デリケートなところもありました。

弱虫のくせに、自分最強!

と勘違いしているところもありましたし、自分が中心じゃないと気が済まない仔でした。

そういう仔なので、いわゆる「しつけ」はあまりしませんでした。

「しつけ」のつもりが「おしつけ」になると

やだもん!やだもん!

になってしまい、うまくいかないので、シオンにどうしたらいいか考えてもらうように持っていきました。

例えば、おもちゃで遊んでいる時に人の手を噛んだら、遊びはお終い。

「叱る」はしません。

人の手を噛んだら楽しい時間は終わってしまうんだな。

じゃあ、どうしたら楽しく遊べるんだろう?

そんな感じで正解をシオンに探してもらうように、ゆっくりやっていきました。

根気と忍耐が必要なので、そういう意味では大変だったと思います。

レクチャーに行くと

兄弟姉妹の中で一番幼いなあ。

と毎回思いました。

でも、シオンはシオンなりに成長しているので、温かい気持ちで見守ることにしました。

KIMG0025

結局この1年

  • どうしたら人と一緒に楽しく暮らせるのか、シオン自身に考えてもらう。
  • シオンの成長を温かい気持ちで見守る。

それだけしかしてこなかったように思います。

夫への執拗なカミカミに対しては、訓練士さんから丁寧なご指導をいただき、根気よく続けて改善しました。

しつけらしいことをしたのは、それだけでした。

入所まであと10日

この前委託式だったと思ったのに、早いものですね。

シオンは名前の由来の花「紫苑」のように、いろいろな可能性を持つ可愛い小さな蕾をたくさんつけてくれたと思います。

siona

ここまできたら、もう大丈夫。

この先は、シオンらしく素敵な花を咲かせてくれると思います。

訓練センターでの新しい生活も、きっと楽しく過ごしていけるでしょう。

そして、どこのおうちに行っても可愛がってもらえるでしょう。

健康管理に気を付けて、元気に送り出せるように、残りの日を楽しみながら過ごしていきますね。

スポンサードリンク
PREV
留守番上手な子犬に育てるしつけともう1つの大切なこと
NEXT
きらめきをポケットにつめこんで

サナ父ちゃん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Comment

  1. サナ父ちゃん より:

    13ヶ月令のお誕生日おめでとうございます♪
    ホントにあと少しですね…

    12日は休みになりましたので、立派になったシオン君を見届けに参りますね…♪

    • gd.vol より:

      サナ父ちゃんさん
      ありがとうございます。
      13か月齢まで手元にいてくれました。
      ここまで成長を見届けられて幸せなことですよね。
      S‐14胎を見送ってくださるとのこと、ありがとうございます。

  2. miko より:

    13ヶ月齢おめでとうございます。
    残りわずかになってきましたね。

    ママさんパパさんのあたたかい愛情の中で育ったシオンくんは
    幸せだったことでしょうね。
    そしてママさんパパさんも幸せだったと思います。
    これから先のシオンくんが楽しく幸せであること
    願っています。

    まだあるシオンくんとの日々を楽しんでくださいね〜^^

    • gd.vol より:

      mikoさん
      13か月齢を一緒に迎えられて幸せなことですよね。
      大変なこともいろいろありましたが、振り返るとやっぱり楽しいパピーウォーキングでしたね。
      あ!まだ終わってなかった!!
      残りの時間も思い切り楽しみますね。

関連記事

お散歩の悩みはストレスが原因かも?

シオンのお散歩の悩みはいろいろとあります。 なかなか治らないのですが、改善傾向にはあります。

記事を読む

パパさんの幸せな日々が復活 甘えん坊の抱っこ犬が戻ってきたよ

生後5か月を過ぎてもパパさんへの甘噛みがやめられなかったシオン。 訓練士さんのご指導で、噛んだ

記事を読む

待機の練習をしてみました

花園フォレスト(埼玉県)に行ってみました。 ここのバームクーヘンがお気に入りです。 オンラインで

記事を読む

触られるのは嫌?体感受性が強い犬

体感受性というのは体への刺激に対する感じ方のことです。 シオンは、体に受ける刺激に対して敏感な方だ

記事を読む

生後9か月のシオンへ

11月1日でシオンは生後9か月齢になりました。 体重は25㎏になりました。 ここまで見て

記事を読む

犬に人と一緒に歩く楽しさを伝えたい

シオンがお散歩デビューして1か月半くらい経ちました。 だんだんお散歩が楽しくなってきたようなの

記事を読む

【面会】パピーウォーカー最後の日|たくさんのありがとうを伝えたくて

日本盲導犬協会では、パピーの入所後、キャリアチェンジまたはTP2通過時にパピーウォーカーとの面会があ

記事を読む

人から離れられない子犬に家はくつろげる場所だと教えよう

シオンが家に来て3週間ちょっと。 生活にはだんだん慣れてきたと思いますが、シオンはとっても寂しがり

記事を読む

雨上がり 水たまりで遊ぶ子犬

シオン地方では例年9月の中頃から終盤にかけて、概ね二週間くらいという年が多いのですが、雨がよく降りま

記事を読む

1週間のお泊り会

シオンは12月4日から1週間「お泊り会」ということで訓練センターにお泊りになりました。 帰って

記事を読む

抱っこされる子犬
明日へ命を繋ぐ!盲導犬繁殖引退犬ウェルシーに孫が生まれました

わが家のお預かり繁殖引退犬ウェルシー、この度孫が生まれ、晴れておばあ

覚えているかな?パピーウォーカー育てたパピーと約10年ぶりの再会

日本盲導犬協会では、育てたパピーが盲導犬にならなかった場合、原則とし

散歩する犬
犬の急性胃腸炎は早急に動物病院へ!原因・症状・治療・完治まで

9月も終盤になりましたが、まだ、日中は30℃近くなる日もあるウェルシ

麦茶を飲む犬
犬に麦茶は大丈夫?ダイエット中の犬の水分補給にベストかも

9月も中旬になりましたが、まだまだ暑いウェルシー地方です。 夏バテや

座る犬
すれ違うとき愛犬を抱っこする小型犬の飼い主にモヤっとする?

愛犬と散歩に行くと、すれ違うときに愛犬を抱っこする飼い主さんがいます

→もっと見る

  • follow us in feedly


    PAGE TOP ↑