ワンツーベルト練習中|実際に使ってみる
公開日:
:
第四話 ウェルシー, 盲導犬式トイレトレーニング
生後7か月を迎え
そろそろ練習してみてください(無理のない範囲で)
と訓練士さんに促され、ワンツーベルトの練習を始めたウェルシーです。
関連記事→盲導犬のトイレってどうするの?ワンツーベルトに挑戦開始
最初の段階では袋はつけず、ベルトを着けることに慣れてもらうようにしました。
大暴れしていたウェルシーも
別にいいよ。
とおとなしくベルトを着けさせてくれて、ベルト着きでの排泄も問題なくできるようになったので、いよいよ袋をつけてみることにしました。
ワンツーベルトの使い方
その前にちょっと待った!
どうやって使うんだっけ?
訓練士さんが描いた可愛いイラストつきの説明プリントを見て復習です。
ふむふむ、了解。
ということで準備です。
コンビニでおにぎりなどを買うと入れてくれる大きさのビニール袋が使いやすいです。
これから捨てずにとっておかなくちゃ・・・。
そこに小さく切ったトイレシートを入れます。
ワンツーベルトをイラストの状態にして準備完了です。
挑戦してみました
狙ったのは午前中の2回目の排泄、11時40分くらいでした。
ウェルシーがトイレサークルをチラっと見たので、チャンス!と思いました。
ウェルシー、ワンツーしよう。
と声をかけ、袋の着いたベルトを装着。
しか~し!!
振出しに戻りました。
ウェルシーにとって、ワンツーベルトと袋の着いたワンツーベルトは別物だったらしく、再び
ママ!
ワンツーって言ったじゃん!!
何これ?
こんなの付けるなんて聞いてないよ!!
とベルトをつけるため、腰に回す私の手を噛んで抵抗します。
ビニール袋の持ち手に尻尾を通すのに難航しました。
ウェルシー、落ち着いて
wait
と言いながら私が焦ってしまいましたが、なんとか着けることができました。
しかし
なんだこれ!
なんだよ~!
はずしたいよ~!!
ビニール袋に口が届きそうで届かず、くるくる回りイライラするウェルシーです。
もうやだ。
ぺたん。
袋は見えませんが、ちゃんと着いています。
袋をはずすことを諦めたらしいウェルシーに
ウェルシー、ワンツーしよっか。
と言ってトイレサークルを開けると、素直に入ってくれました。
ワンツー、ワンツー・・・
ウェルシー
Good~♪
と褒めると、今度はぶーたれずに
あたし、上手にできたよ~!!
と尻尾をたくさん振ってくれました。
健気に頑張るウェルシーにうるうるしてしまいました。
気分よく終わりたいので、この日は1回だけにしました。
毎日少しずつ練習し、ウェルシーが無理なく気持ちよく排泄できるように気を配っていきます。
まとめのようなもの
住宅地などでは、犬に排泄をさせるのに適当な場所が少なくなり、ワンツーベルトでの排泄ができるようになるとパピーウォーカーも助かります。
排泄はデリケートなもので、無理強いすると「絶対嫌です」になってしまうので、その仔のペースでゆっくり慣れてもらいます。
理解してくると、子犬も「ワンツーベルト=排泄」と思うようで、気持ちよく排泄するようになります。
ウェルシーの場合は、ワンツーベルトをつけるところ、特に尻尾を袋の持ち手に通すのが嫌で、つけて排泄するのは大丈夫なので、手際よくつけられるように頑張りますね。
関連記事
-
生後5か月の子犬|反抗期に入ってきたかな?
反抗期って一般的に使われる言葉ですが、上から目線ですよね。 わんこにも人間の子供と同じように、自我
-
2017年 短い夏を思い出に
今年のウェルシー地方の夏は、当初はスーパー猛暑になる予想でした。 猛暑と言うだけでげんなり・・
-
室内犬の足ふきは乾いたタオル!カサカサにならない美肉球の秘密
預かり訓練が終わり、ウェルシーを迎えに行ったとき、訓練士さんが ウェルシー、肉球が綺麗ですね。
-
2017 キャンドルナイト 富士ハーネス
12月16日 個別レクチャーをしていただいた後、キャンドルナイトに参加しました。 私達はレクチャ
-
W-15胎 3回目のパピーレクチャー
8月27日 3回目のパピーレクチャーでした。 今回はウッディ家がお休みだったので、5家族
-
大きな体で甘えん坊!ラブラドールレトリバーの重さがたまらなく可愛い
ラブラドールレトリバーは、盲導犬に一番多く使われている犬種なので賢いイメージがありますが、この体でも
-
落ち着いた犬に育てたい!コツってあるの?
ただいま~。 と帰ってきて犬が お帰り~!お帰り~!! と尻尾をブンブン振って、嬉しくてぴょん
-
甘えん坊で焼きもちやきの犬
わが家でお預かりしたパピーたち みんなパパっ仔になるのですが、ウェルシーもパパが大好きです。
-
犬もどや顔するよね 自慢する犬
ウェルシーは、パパが帰宅すると夕食までの少しの時間、遊んでもらうのを楽しみにしています。 自分
-
子犬のお留守番トレーニング 一進一退が続く
お留守番の練習ですが、一進一退の状況です。 先日、ウェルシーが起きていても、ケージに入れて「留
Comment
あら〜!
ウェルシーちゃん、good〜♪ えらいわ〜♪
最初はヤダって言っていても、最終的にはちゃんとできたところが素晴らしいです。
ウェルシーちゃんもお姉ちゃんになってきたんだなぁ
goodの体験をひとつずつ積み重ねていってがんばってくださいね♪
パピーウォーキングは忍耐が大切ですよね(^^)
ケインママさん
袋着き初日でしたが排泄できたことが偉いですよね。
褒めまくりました~♪
袋着きベルトを腰に着けるのを嫌がりますが、少しずつ慣れますよね?
焦らず、忍耐でやっていきますね。
ウェルシーちゃん、なんてお利口さんなんだ‼︎
素晴らしい‼︎
エル夫の訓練所から、ワンツーベルトの指示はありませんから、もちろん使った事がないので、興味深いです。
訓練士さん手作りの訓練プリント、とてもわかり易くてイイですね。
新しいことに慣れていけるウェルシーちゃん、頼もしいです!
Lママさん
私も4頭目にして初体験なので、初心者です。
経験済みのPWさんに聞くと
これができるとお出かけがほんと楽!
と言うので、その世界を知るべく邁進してみます(笑)
このプリント、分かりやすくて可愛いですよね。
訓練士さんは、これに限らず懇切丁寧にご指導してくださるので、心強いです。
ウェルシーもいろいろなことを受け入れようと頑張ってくれているので、一緒にゆっくり頑張っていきますね♪
頑張ったね〜えらいよ〜Goodだねぇ〜(ㅅ´ ˘ `)♡ ウェルシーちゃん♪&ママさん…
『無理なく…』の範囲って難しいと思いますが ほんのちょっとだけチャレンジさせてあげる*ほんのちょっとだけ諦めない勇気が ひとの心にあると もしかしたら ฅ՞•ﻌ•՞ฅワン も受け入れやすいのかもしれませんね…
ウェルシーちゃんにとっての無理なく…はママさん*パパさんのお陰で 穏やかに乗り越えて行けそうですね*❀٭
オプト♪のPWさん
「無理なく」の範囲って確かに数値化できないので曖昧ですよね。
わが家は、ウェルシーを「これでも普通かも?」と思ってしまうくらい「超」がつくほど繊細な仔ばかりくるので、苦手なものに対してはかなりゆっくり、その仔が納得して受け入れてくれるように進めてきました。
ウェルシーの場合、ワンツーベルトはベルトさえつけてしまえば排泄そのものには抵抗がないみたいなので、ベルトを着けるところをあまり「イヤイヤ」と言う前にささっと着けるのがコツかもしれませんね。
2日目は初日ほど抵抗は示さず、袋着きでツーもできました。
日を追うごとに、ベルトを着けることに慣れてくれるといいなと思います。
少しでも進めるように諦めない勇気を持ってチャレンジしていきますね。
ありがとうございます。
良かったですね~♪
頑張って応えてくれて、
「見て見て、出来たよ~♪」
は、嬉し過ぎですよね…
こういうところから、人とワンコの距離って、一気に近づくんですよね…
寒い季節にはなりますが、抱っこの季節でもあり更に距離縮まりますね♪
花嫁修行本番、始まりですね~♪
サナ父ちゃんさん
何かができるようになったとき、犬も人も自信に繋がりますね。
犬は頑張ったことを褒めてもらえると、とても喜んで次のモチベーションにもつながるという訓練士さんのお話だったので、今回はいい経験になりました。
犬を褒める→犬が喜ぶ
これが人にとっての報酬になってしまうので、やめられませんね~。
あれ?
私がウェルシーに「訓練」されてる?
凄い凄い凄い、ウェルシーちゃんよく頑張りましたね!
排泄ってとても繊細な問題で、ベルトだけでもかなりの違和感。
そこへ、ガサガサふわふわするビニールも加わるのだから、とても難しい課題だと思います。
ビニール&ベルトを付けた状態で、逃げずにおトイレサークルへ入れたのが、まずとても凄い事。そして、きちんと排泄できたのも本当に立派な事ですよね。
上手にできて喜ぶウェルシーちゃんが愛おしいですね。
この成功をきっかけに、違和感や不信感を抱かない程度に練習しながら少しずつ慣れてくれると良いですね。
お風呂後の拭き拭き、うまくいったようで良かったです。
我が家も、ママさんに教えて頂いたようにシャンプータオル&お湯タオルでお顔を拭くようにしたところ、気持ち良さそうにしているので、最近はずっとこの方法です。
気になったらいつでも拭いてあげられるし、シャンプーの際も身体だけシャワシャワすればよく、滝行に耐えさせる必要がなくなり(笑)、とても気が楽になりました^^
ありがとうございました♪
すずさん
予想以上にウェルシーが頑張ってくれて涙でした。
最終的には、外で排泄させるときにワンツーベルトを使えるようにしていくので、ウェルシーの様子を見ながらゆっくり練習していきますね。
浴室内での拭き拭き、うまくいきました。
浴槽内で拭くという発想が無かったもので、本当にありがとうございました。
すずさんも、お顔拭きでうまくいったようで何よりです。
苦手なことを受け入れてもらいやすいように、その仔に合った方法を考えていくのも犬育ての楽しさなのかもしれませんね。
これからもアドバイス、よろしくお願いします。
このようなアイテムがあるんですね!
ウェルシーちゃんの頑張り、とても褒めてあげたいです!
これからも頑張れ!
やまと姉さん
そうなんですよ。
びっくりですよね。
私はパピーウォーカーをやるまで、盲導犬は排泄を我慢する訓練をしていると思っていたんですよ。
これなら犬も排泄を我慢しなくていいし、ユーザーさんも片付けやすいですよね。
ウェルシーも
なんだこれ?
と言いながらも
ワンツーだよ~。
と言ったら
そうだった、そうだった、ワンツーだった~!
と言う感じで、サークルに入ってワンをしてくれたので良かったです。
少しずついろいろなことにチャレンジですね。
ビニール独特のカシャカシャって音が気になっちゃったのかな〜。
『もうやだ。ぺたん。』のウェルシーさん、ナイスショット!まさに『もうやだ!』って言ってる〜(^^)
でも最後には成功して、えへん!私、出来たよ〜♪
これから成功の体験を重ねて、上手に出来るようになりますように☆
ツムギ母さん
どうも体感受性が強いようで、腰回りやお腹周りを触られるのが嫌なようなんですよね。
少しずつ慣れてもらえるように、頑張っていきますね。