赤ちゃんがやってきた!賢い犬はどう対応する?
夏に遊びに来てくれた赤ちゃん連れのお客様が、久しぶりに遊びに来てくれました。
そのとき、赤ちゃん10か月、シオン6か月でした。
今回は赤ちゃんも1歳3か月を過ぎて、よちよち歩いています。
シオンも11か月齢なので、赤ちゃんと仲良くできるかな?
赤ちゃんを連れたお客さんがやってきた
チャイムが鳴ると、ダッシュで玄関へ向かうシオン。
シッポをブンブン振りますが、飛びつかずにGoodでした。
お客様をお部屋にご案内します。
なんだろう?
この小さいおてて。
そ~っと赤ちゃんの手のにおいをくんくんするシオンです。
ミルクのにおいがするのかな?
シオンも部屋に入ってね。
ところが
くんくんしていて立ち止まり、なかなか部屋に入らないんですよね。
自分の家なのに(笑)
好奇心が強いシオンですが、最近は石橋を叩くことも覚えてきたので、赤ちゃんという見慣れない生き物に対してちょっと慎重になっています。
好奇心と慎重さが、いいバランスになってきたのかな?
ね~、シオン。
寒いから早く部屋に入ろうよ。
赤ちゃんは、犬よりも写真を撮っていた私に興味を持ち、よちよちとやってきました。
ようやく部屋の中に入ったシオン。
赤ちゃんは、大きな犬が寄ってきても怖がらず、シオンをそっと触ったりつねったり、シオンのヒゲをつまんだりしました。
まだ犬を「いいこいいこ」と撫でるという表現はできないみたいでした。
赤ちゃんとシオンはお互いを確認すると、あとは知らん顔というか、程よい距離をとって同じ部屋に一緒にいるという感じになりました。
赤ちゃんがごはんの時も
シオンは、コタツに手をかけたりコタツの上の物をいたずらしませんでした。
なんだろう?
何やってんのかな?
っていうか、この人間の恰好をした小さな生き物って何者?
興味と戸惑いの気持ちが交錯しているような様子でした。
赤ちゃんが寝てしまって、大人の時間になっても
パパのお膝にべったりで、くんくんはしましたが、おとなし~くしていました。
お客様はシオンがもっと元気に動き回ると思っていたようです。
前回おいでいただいた時は、ケージに入れられていましたしね。
おとなしくしていてくれたので、お客様も
いいこだね~。
と褒めてくださいました。
シオンの気持ち
ここまで書くと、わが仔自慢みたいですが、実はシオンは戸惑いと寂しい気持ちでいっぱいでした。
赤ちゃんという見慣れない生き物は、周りの人に大事にされているみたいだから、ちょっかいかけてはいけないんだろうな~。
この生き物、突然ケタケタ笑ったり、キーキー大きな声を出したりして、ちょっと怖いかも?
でも、ぼくに悪気はないみたいかな~。
大丈夫だよね?
それはいいんだけどさ
他の大人たちはともかく、パパもママも赤ちゃん赤ちゃんって赤ちゃんばっかりかまって、ぼくのこと忘れてない?
でもな~。
ここでパパやママの気を引こうとして、パパやママの服を引っ張ったりすると叱られちゃうかも?
いいこにしていると、みんながときどき
いいこだね
ってなでてくれるから、この態度でいるのが正解なんだよね?
でもぼく、なんか我慢している気がする。
なんかな~。
寂しいな~。
いつもと違うよな~。
人間の言葉にするとこんな感じでしょうか?
賢い犬
赤ちゃんがいる間、シオンに笑顔は無かったので、シオンが一生懸命我慢をしていることが感じられました。
でも、シオンは自分がどうするべきなのか考えて、来客の時間を過ごしてくれました。
私達がシオンに「NO」と言うことは一度もありませんでしたし、赤ちゃんやお客様に迷惑もかけませんでした。
ケージに入れられることもありませんでした。
賢い犬です。
シオンが生まれ持ってきた「賢い」という資質。
隙あらば自分が優位に立とうとしたり、人によって態度を変えたり、扱いにくいと感じる場面もあるのですが、今回は良い方にその能力を発揮してくれました。
オレ様だったシオンがずいぶんと成長したものですよね。
シオンには、まだまだ伸びしろがたくさんあるような気がします。
えっ?
やっぱりわが仔自慢?
関連記事
-
-
自らストレスを解消する!うちの犬のストレス解消法と飼主の接し方
人もストレスを感じると神経質になったり、イライラしたり、眠れなくなったり体調を崩したりしますね。
-
-
体表腫瘤 愛犬の身体をどこでも触れますか?
10月の上旬ごろ、シオンの左後ろ足の太ももの部分に、プツッとしこりのようなものが出来ているのを発見し
-
-
なぜ犬は芝生に背中をゴロゴロ擦り付けるの?
家の近くに河川敷の公園があります。 河川に沿って芝生が植えられているので、ときどきウェルシーを連れ
-
-
かまってアピールをする犬は思い切りかまってあげよう
かまってほしいとアピールしてくる犬を、忙しいときにはしつこい、うざい、と思ってしまうかもしれませんが
-
-
犬は反省する?反省させるよりも褒めて伸ばすことにしています
犬と暮らすうえでは、犬が人社会の中で楽しく暮らせるように、安全に生活できるように、しつけ=マナーを
-
-
落ち着いた犬に育てたい!コツってあるの?
ただいま~。 と帰ってきて犬が お帰り~!お帰り~!! と尻尾をブンブン振って、嬉しくてぴょん
-
-
ずっとずっと一緒にいたいよ
家に来た頃は甘噛みがものすごかったシオン。 私は犬に歯を当てられることすら苦手です。 噛
-
-
犬連れいせさき市民の森公園 河津桜でお花見
先週、河津桜が咲いている川沿いの遊歩道を散策しました。 関連記事→河津桜の散歩道 そのときはまだ
-
-
秋冬の風物詩 ひなたぼっこする犬
朝のお散歩から帰ってきたシオン。 窓際に行ったと思ったら、どっかり座り込みました。 足を
Comment
いいんです*いいんです(*˘︶˘*).。.:*♡ 我が仔自慢♪♪
本当にシオンくんの心の動きや行いを良く見て感じとられていて ママさん素晴らしいです҉٩(*´︶`*)۶҉ ҉
シオンくんもとってもGoodだったね*Ü*
小さな赤ちゃんに優しく出来てお兄ちゃんしてたんだね♡
偉いよ〜 それGoodなんだよね✲*゚
パパとママからも沢山褒めて貰えてきっと自信がついたね…
シオンくんが日々お兄さんになっていくのを心から楽しみにしているよ〜*˙︶˙*
オプト♪のPWさん
シオンは自分が中心でいたい仔なんですよね。
大人二人と犬一頭なので、気を付けていてもついついシオンを中心に生活が回ってしまっています。
シオンにとって来客は、少し寂しい思いもしましたが良い経験になっ
たと思います。
夏に比べるとお兄さんになりました。
シオンくん、お利口さんでしたね!シオンくんの赤ちゃんに対する対応にウルウルしてしまいました。
実は年末年始マリンにも同じ事がありました。
実家にマリンを連れてきてもOKがでたのでお泊まりしましたが、妹の赤ちゃん数人がいたので、マリンも赤ちゃんに一生懸命対応し、とてもお利口さんにしていました。
しかし、前足を舐め壊してしまい、数カ所ハゲてしまいました。
訓練士さんには、マリンも緊張したりストレスがあったのではとのことでした。
マリンにも寂しい思いをさせていたと反省しました。
大人になったなぁと思っても、その子の気持ちに常に寄り添う事は大事だなと感じています。
satoさん
シオンは自分の家でしたが、マリンちゃんは環境も変わり、シオンより大変だったと思います。
訓練士さんがおっしゃるように、緊張もストレスもあったと思います。
よく頑張りましたね。
わんこは人が思う以上に、一生懸命人に寄添ってくれますよね。
私も今回の来客で、しみじみと思いました。
人も犬の気持ちに寄添って、大切にしてあげないとですね。
賢い!シオン君〜。
ちゃんと赤ちゃんのことを見ていて、
自分がどうするのがいいか実行できていて
頑張れるとシオン君さすがです!!
我が家のライリーはまだお子ちゃまなので我慢ができません^^;
入所までにはシオン君のように大人になってほしいものです。
mikoさん
来客は非日常なので、良い経験になりますね。
シオンもたくさん我慢をしたと思いますが、少しおとなになったかな?と思います。
ライリー君も成長を感じるところがたくさんありますよね。
お泊りから帰ってきたら、また一回りおとなになっていることでしょう。
楽しみですね。
シオぴ~の寂しさを気付いてあげられるママさんと、状況を判断して我慢出来たシオぴ~…
素晴らしいです♪
いっぱい、甘えさせてあげてくださいね♪
シオぴ~に、ご褒美~♪
パピーウォーカーやって、良かったと思える瞬間ですよね♪
サナ父ちゃんさん
犬は我慢しているけど笑顔を作る、という芸はできないので、表情を見ているとやっぱりわかりますね~。
にもかかわらず、状況を見て我慢ができるようになったこと、大きな成長だと思います。
どの仔も抱っこ犬になって帰っていきますが、それでいいですよね?