犬の散歩 寄り道も大切かもね
ここのところ寒いです。
冬晴れ、乾燥した北風。
シオン地方の冬の特徴なのですが、風が冷たくても毎日元気なシオン。
お散歩を楽しみにしています。
楽しみにするようになって良かったな。
今でこそ大喜びでお散歩に行きますが、小さい頃は散歩が嫌いだったんですよね。
空気が冷たいけど、ぼく寒いのなんか平気だよ。
シオン
もそっと近う寄れ。
パパ
これでいい?
本当は左側に来てほしいけど、とりあえず人を意識しているので許~す!
パパちゃん、段差だよ。
ピタッ!
なんのまね?
歩いて行ったら落ちるじゃん!!
えへへ~。
こうすればいいじゃ~ん!
やることがいちいちパピーですな。
シオン
今度は何見ているの?
鳥さんだよ。
人がいると食べ物をもらえると思って寄ってきちゃうんですよね。
しばらくカモを眺めるシオンに付き合ってあげました。
歩き出すと今度はクンクンに夢中。
こうなると自分の世界に入ってしまって、呼んでもなかなか聞こえてくれません。
でも、気が済むと
人の側でのんびり歩いてくれます。
犬にとってお散歩の目的は
- 運動
- 飼い主とのコミュニケーション
子犬にとっては
- 社会化
- 情緒の安定
など多岐にわたります。
シオンは盲導犬の候補犬なので、散歩は自分勝手ではなく人を意識して、人にペースを合わせて歩くことが目標です。
しかし、小さい頃散歩が嫌いだったシオンにあまり求めてしまうと、ますます散歩が嫌になってしまいます。
外のちょっとした刺激を不安に感じていたシオンですが、幸いにも冒険心や探究心が強かったので、くんくんや寄り道があっても、いろいろなものを体験させて
外は楽しい
と感じてもらえるようにしてきました。
最初の頃は、ちょっとした物音にパニックになっていたシオンですが、今では人の多いところやトラックがビュンビュン走る国道も、普通に歩いてくれるようになりました。
人生も、順調な時ばかりではありませんよね。
寄り道から学ぶこともあるように、わんこのお散歩も寄り道の中からその仔の心が育つというところもあるかもしれませんね。
ちょっと哲学^^
関連記事
-
-
他の動物に反応する犬 ここまで成長しました
小さい頃のシオンは、犬でも猫でも鳥でも、もちろん風に舞う葉っぱやゴミでも、動くものに対して条件反射の
-
-
S-14胎7回目のパピーレクチャー
10月9日は7回目のパピーレクチャーでした。 この日のレクチャーの内容は 障害物にチ
-
-
子犬と芝生の上で持って来い遊びをしたよ
いよいよ本格的なお散歩が出来るようになったので、シオンと一緒に芝生のある公園に行ってみました。 こ
-
-
パパさんの幸せな日々が復活 甘えん坊の抱っこ犬が戻ってきたよ
生後5か月を過ぎてもパパさんへの甘噛みがやめられなかったシオン。 訓練士さんのご指導で、噛んだ
-
-
犬が散歩で引っ張る理由と引っ張りを直すしつけ2つの方法
ウェルシーだよ♪ ママと一緒にお散歩に行ったよ。 この日は、家から歩いて30分くらいのところにあ
-
-
留守番上手な子犬に育てるしつけともう1つの大切なこと
基本的に犬は留守番が苦手ですが、子犬ならなおさらですね。 一人になるのは寂しいので、シオンは留守番
-
-
生後7か月のシオンへ
9月1日でシオンは生後7か月になりました。 体重は22㎏ 家に来た頃のシオンは、動きが活発でやん
-
-
花火や雷を怖がる犬 対策を考えてみた
先日、地元の夏祭りがありました。 小さなお祭りですが、夜店が出たり打ち上げ花火も上がります。
-
-
待機の練習をしてみました
花園フォレスト(埼玉県)に行ってみました。 ここのバームクーヘンがお気に入りです。 オンラインで
Comment
シオンくん、いつの間にやら成長しましたね〜
これもパパさん、ママさんが一つ一つ焦らずじっくり取り組んだからだと思います。
ワンコも人も回り道あってこその人生。
困ることが何にもなかったら、それはそれで物足りないですよね(笑)
尻尾のピンと立ったシオンくんの後ろ姿が可愛いです♪
ケインママさん
お預かりして10か月ちょっと。
シオンなりの心の成長をたくさん見せてくれました。
尻尾がピンとしている時は、シオンの場合は緊張していることが多いです。
本当に緊張している時は、垂直に近くなるので、この写真は
ちょっとドキドキするな~。
でも大丈夫!
と思いながら歩いているのかもしれません。
歩道の下が国道で、交通量が多いです。
音も反響するので、わが家の散歩コースの中で、繊細な仔にとっては難所なんですよね。
ホント、仰るとおりですね…
満たしてあげることで好きになって、楽しんでくれて、苦手が克服出来たり、今まで以上に人に寄り添ってくれるようになったりしますものね♪
シオン、good~♪
サナ父ちゃんさん
オレ様だったシオンも、だんだん人に寄添うことができるようになってきました。
まだまだ子供っぽいところもたくさんありますが、少しずつでいいので成長できるように見守っていきます。